学際研究プロジェクト公開講演会(2001.10.17)

 我々のWTO研究プロジェクトは、本学の四学部(経済、法、国際政治経済、経営学部)の研究者メンバーで構成されています。これはWTO(World Trade Organization:世界貿易機関)に関わる問題が多種多様であるためです。例えば、「貿易と環境の問題」、「消費者保護」、「途上国問題」、「国際的な寡占化の弊害」、「知的所有権の独占による弊害」、「輸入急増による弊害」などの諸問題を扱うには、学際的な共同プロジェクト・チームが必要です。本プロジェクトでは、大学の研究機関としての中立的な立場から、これら諸問題に対し自由な議論を交わし、提言を行う体制を整えつつあります。その具体的な枠組みが次の三つです。
 第一は、事実を客観的に認識するためのオリジナル情報の収集体制です。スイス(ジュネーブ)のWTO事務局からは、航空便で様々なWTO文書が本プロジェクト室に届いています。第二は、WTO研究者の意見交換の場を設ける体制です。すでに本プロジェクトでは、民間・省庁・大学の三分野の専門家たちによるWTO関連の研究会やシンポジウムを頻繁に開催し、原則的に無料で内外の人々に公開しています。第三は、それらから得られた問題を理論化・モデル化したり情報発信を行う体制です。

WTO学際研究プロジェクト代表 岩田伸人 経営学部教授 記

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