タイトル

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理工学部長・理工学研究科長
魚住清彦

 2003年4月、理工学部・理工学研究科は、無事、相模原キャンパスへの移転を果たしました。相模原キャンパスでは、世田谷キャンパス時代よりスペースが約1.5倍に増えるなど、教育研究環境が大きくグレードアップしています。ここ数年、本学部では、物理学科の秋光純教授による新しい高温超伝導体の発見(2001年)をはじめ、社会に大きなインパクトを与える数々の研究成果を挙げてきました。そして2002年、先端技術研究開発センター(CAT)をベースにした分野横断型の研究プロジェクト「エネルギー効率化のための機能性材料の創製」が文部科学省が推進する「21世紀COEプログラム(化学・材料科学分野)」に選定されました。しかし、こうした実績に甘んじることなく、相模原キャンパスではこれまで以上に未来を見据えたチャレンジをしていきたいと思っています。


左より相模原キャンパスJ・K・L棟

 相模原キャンパスで迎えた2003年度は、2000年度よりスタートした“情報融合系”の3学科、機械創造工学科・経営システム工学科・情報テクノロジー学科の完成年度でもあります。そして、これら3学科が初めての卒業生を送り出すことをひとつの機に、2004年4月より、物理学科と化学科および大学院理工学研究科の大幅な改組を行います。そのアウトラインは、下図の通りです。
 また、理工学部・理工学研究科では、地域における産学連携を進めると共に、単位互換や共同研究など、近隣の他大学との連携も深めていきたいと考えています。さらに“進化”する“青学の理工”に、どうかご期待ください。




●理工学部“理学系”改組
 理学系の物理学科・化学科の教育体制とカリキュラムを全面的に見直し、新たに「物理・数理学科」「化学・生命科学科」として生まれ変わります。新しい2学科には従来の数学教室や全学共通科目(数学、物理、化学、生物)の各担当教員も参加。数学、物理学、化学といったベーシックな学問体系を重視しつつ、それらの境界領域をもカバーした教育研究体制とカリキュラムを構築し、新しい時代のニーズに対応した理学教育を展開します。
●大学院“1専攻8コース”に改組
 大学院は現在の5専攻制を、「1専攻(理工学専攻)8コース制」に再編成する予定です。この改組により、理工学部全学科の専門分野をカバーするとともに、最先端領域の研究や、複合的な視点からの分野横断型の研究を行う体制づくりを強化。そのため、各専門分野の最先端の研究を行う「専門フロンティアプログラム」と、環境問題などに、科学技術の複合的な視点からアプローチする「複合フロンティアプログラム」を設けます。
 大学院の理工学専攻設置コースのうち、機能物質創成コースは、昨年「21世紀COEプログラム(化学・材料科学分野)」に選定された先端技術研究開発センター(CAT)をベースにした研究プロジェクト「エネルギー効率化のための機能性材料の創製」と連動。また、生命科学コースは、現在構想中の「文理融合型」新学部設置を視野に入れた研究体制を整えていく予定です。




CAT内クリーンルーム

K棟1・2階は最先端の研究が行われている実験施設であり、共同利用ができる機器分析センターおよびクリーンルームも設置されています。昨年、文部科学省より「21世紀COEプログラム」研究拠点として選定されたことにより、トップレベルの研究と若手研究者育成のためのプログラムを推進しています。


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