青山学院大学 AGU NEWS Vol.18
AGUニューズ[2003年7月~9月号]
青山学院大学・広報入試センター広報課
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL.03-3409-8111(代表)



特集
●もっと社会へ、もっと未来へ……
 「大学院改革」進行中
 ・理工学研究科の改組計画

 ・青山学院大学の
  「ビジネススクール」と
  「ロースクール」


TOPICS
●2002年度就職活動を振り返って

TOPICS
●青山学院大学附置
 WTO研究センター
 (WTO Research Center of
 AGU)が発足

●第1回青山学院
 「会計サミット」のお知らせ

●相模原祭
 りこうがくぶ公開のお知らせ

●第10回
 大学同窓祭開催のお知らせ

●新役職員紹介
●第54回対東北学院大学
 総合定期戦

●青山交流バスツアー
●相模原キャンパス周辺
 クリーンウォーク

●清里サマーカレッジ

報告・お知らせ
●2003年度後期
 公開講座・公開講演会

●2004年度
 一般入学試験日程決定

●2003年度
 進学相談会後期開催日程

●「AGU受験相談会inさがみはら」
 開催報告

●Club & Circle Information
●News Index

誌上公開講座
●エレミヤ
 ―福音を待望する預言者―


INFORMATION
●相模原キャンパス
 開学記念シンポジウム開催報告

●青山学院創立130周年記念行事
 「統一テーマ」および
 「ロゴマーク」を募集

●歴代院長とその時代4
 高木壬太郎


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タイトル
2003年度より「専門職大学院」 に
グレードアップした「国際マネジメント研究科」、
2004年度開設に向け設置認可申請中の「法科大学院」、
相模原キャンパスという新しいフィールドを得て、
リニューアルを計画中の「理工学研究科」……。
今、青山学院大学の大学院が大きく“動いて”います。
今回の特集では、こうした「大学院改革」の意義や
それぞれの動きについて紹介します。


○●○タイトルをクリックをすると各項目へジャンプします○●○
時代と社会が求める大学院を
学長 半田 正夫
理工学研究科の改組計画
理工学部長・理工学研究科長 魚住 清彦

青山キャンパス 大学14号館
(総合研究所ビル)

青山キャンパス 大学15号館
(ガウチャー・メモリアル・ホール)









 

タイトル

 現在、少子高齢化の進行によって生涯教育のニーズが拡大しています。またグローバル化・高度情報化など、時代状況の急速な変化への対応や、職場におけるスキルアップのためのリカレント教育の重要性が増しており、社会が大学院に期待する役割は、ますます増大しているといえるでしょう。ところがこれまでのわが国における「大学院」は研究者育成に主眼が置かれ、一般社会のニーズに十分対応できるものではありませんでした。2001年度に私立大学初の専門大学院として「国際マネジメント研究科」(2003年4月専門職大学院へ移行)を開設した本学では、現在、2004年4月の法科大学院開設に向け設置認可申請中です。並行してグローバル化が進む企業会計のプロフェッショナルを育成する「会計学大学院」設置に関する検討もはじめました。各学部の協力のもと、きわめてスピーディに大学院改革を進めています。こうした社会人をも対象とした大学院を設置するにあたって、本学には大きなアドバンテージがあります。都心部に勤務する企業人・公務員の方々が無理なく通学でき、最新の情報が体感できる渋谷の街にキャンパスを有していることです。その“地の利”を生かしつつ、今後、さらに多くの方々の「学びたい」という声に柔軟に応えられる教育サービスを積極的に提供していきたいと考えています。
 一方、相模原キャンパスの「理工学研究科」は、研究活動とその成果によって社会に貢献していくことを目指していきます。2002年度の「21世紀COEプログラム」研究教育拠点に選定されたことでもわかる通り、本学の理工学部・理工学研究科は世界をリードする存在であり、社会を変えていく大きな発見・発明がここから生まれることが期待されています。同時に地域産業との連携も着実に進め、常に社会との関わりを意識したスタンスで幅広い研究活動を展開していきます。
 大学院をはじめとする本学の改革はまだ始まったばかりです。相模原キャンパス開学に向けて全学が一丸となって取り組んだ経験を通して、本学教職員の改革への意志と連帯感がいっそう強いものとなっている現在、「絶えず挑戦し、動き続ける」ことによって、青山学院大学の“存在感”を、もっともっと社会にアピールしていきたいと考えています。






 

タイトル

 理工学部の“情報融合系”3学科、機械創造工学科・経営システム工学科・情報テクノロジー学科は2004年3月、初めての卒業生を輩出します。また同年4月、大学院理工学研究科は、現在の5専攻制を1専攻8コース制に改組します。
 今日の科学技術は、まさに日進月歩のスピードで進化を続け、研究面では個別専門分野の追究だけではなく、領域の異なる学問分野を横断的に研究する複眼的視点が求められるようになりました。そして本学理工学部・理工学研究科は、2001年の秋光純教授らによる新しい高温超伝導体の発見、2002年度の「21世紀COEプログラム」研究教育拠点校に選定されたことなどから、科学技術の世界におけるトップランナーの一員であると自負しています。改組後の理工学研究科は、こうした科学技術の最先端を視野に、理学・工学系の融合を目指す学際的な共同研究(コラボレーション)の場として、既存の学問成果を時代の進化に合わせて発展・融合させることができる、より柔軟でフレキシブルな研究活動を実践します。


ますます広がる研究フィールド

 新しく生まれ変わる理工学研究科では、理工学部全学科の専門分野をカバーする8コースを設置することが、今回の改組のポイントです。既存の専攻を受け継ぐ「化学コース(旧化学専攻)」「電気電子工学コース(旧電気電子工学専攻)」「機械創造コース(旧機械工学専攻)」「マネジメントテクノロジーコース(旧経営工学専攻)」に加え、今年度初めて卒業生を輩出する情報テクノロジー学科に対応する「知能情報コース」を設置。さらに、物理、化学、電気・電子、数学などの学問分野に学際的にアプローチする「基礎科学コース」「生命科学コース」「機能物質創成コース」の3コースを開設します。
 新しい大学院教育では、21世紀の高度専門技術者・研究者として求められる社会科学的視点と、技術の国際展開に伴う異文化理解や人間としての素養などを重視。たとえば、「科学技術英語」を各コースの共通の必修科目とし、選択必修科目に技術者の倫理、知的所有権、製造物責任、技術移転と文化などを理解する「科学技術倫理」「リスクベース安全工学」「福祉工学」などを開講し、さらに科学技術に対する幅広い視点を養うため、他コースの専門科目を自由に履修できるカリキュラムとなる予定です。そして各コースにおける最先端研究に取り組む「専門フロンティアプログラム」に加え、最先端の科学技術を複合的な視点からとらえ、社会のさまざまな問題に応用する能力を養う「複合フロンティアプログラム」を開設。社会と技術の関わりを専門的な立場から総合的に学ぶことも可能です。こうした教育研究システムによって、本大学院修了者がシンクタンクやマスコミ、NPOなど、従来以上に活躍の場を広げることも期待されています。


充実した研究環境を地域とシェア

 2003年度、理工学部・理工学研究科は相模原キャンパスへの移転によって、「先端技術研究開発センター(CAT)」に加えて「機器分析センター」を設置し、機器・設備などの研究環境もグレードアップしました。現在、産官学(産業・行政・大学)共同での特許取得をめざす「TAMA-TLO」への参加をはじめ、地域の企業との連携など、地域社会への貢献も積極的に図っていこうとしています。今後は、外部からの分析依頼にも応えられるように機器分析センターには、専門のオペレーターを配置するなどスタッフの充実にも力を注ぐ予定です。こうした理工学研究科の一連の「改革」は、かつて総合大学を目指し理工学部設立に尽力された大木金次郎元青山学院院長が目指された「キリスト教的奉仕の心を基礎に、新しい分野を切り拓く科学者と技術者を養成する」という創部の理念を具現化するものと確信しています。

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