青山学院大学 AGU NEWS Vol.19
AGUニューズ[2003年10月~11月号]
青山学院大学・広報入試センター広報課
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL.03-3409-8111(代表)



特集
●理工学部・理工学研究科の改組
●AGU TOPIC
 ・第1回青山学院
 「会計サミット」開催される!


TOPICS
●「各国大使講演シリーズ」第1回
 パノフ駐日ロシア連邦大使講演会
 ―新企画「大使講演シリーズ」
 始まる―

●国際マネジメント研究科NEWS
●英国・オックスフォードで
 行われたジョン・ウェスレー
 生誕300年記念行事に
 深町正信院長が招待される

●クリスマス・ツリー点火祭
 青山・相模原で開催

●AGUニューズについての
 アンケート結果(総評)


報告・お知らせ
●2003年度もやります!!「青山祭」
●上級救急救命法講習会
●2003年度
 給付奨学金・学業奨励賞

●社会に開かれた大学として
 各種講座を開講

●Club & Circle Information
●News Index

誌上公開講座
●幕末期の豪農と情報

INFORMATION
●オープンキャンパス開催報告
●高校1・2年生のための大学説明会
●歴代院長とその時代5
 石坂正信


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agutopic
タイトル

2003年7月30日(水)、青山キャンパス総合研究所ビル12階大会議室において第1回青山学院「会計サミット」が開催されました。この「会計サミット」を企画し、当日は総合司会を務めた東海幹夫経営学部教授に、開催の目的や当日の模様などについてお話をうかがいました。


経営学部
東海 幹夫 教授

青山学院「会計サミット」開催の趣旨は?
東海 2003年5月、実に37年ぶりに公認会計士法が大改正されました。今回の「会計サミット」の目的は、この流れを受けて新しい時代が求める公認会計士を育成する会計専門職大学院(アカウンティングスクール)設置の意義を広く知っていただくことにありました。大学には現在、社会制度とリンクした教育が期待されており、その重要な方向性のひとつが専門職大学院です。現在、本学では、国際マネジメント研究科(ビジネススクール)、法科大学院(ロースクール、設置認可申請中)に続く、第3の専門職大学院としてアカウンティングスクールの設置を構想しています。すでに他大学でもアカウンティングスクール設立の動きが始まっていますが、まだその役割が十分に理解されているとは言えません。公認会計士とその教育をめぐる新しい動きを少しでも実感していただくことができれば、というのが開催した私たちの願いでした。
 第1部の公開シンポジウムでは、パネリストとして行政、金融界、学会、公認会計士協会などから第一人者の方々に集まっていただき、それぞれの立場から報告を行い、活発な議論を展開していただきました。そして第2部「特別講演」では、自民党若手リーダーの一人である衆議院議員 塩崎恭久氏が講演を行いました。塩崎氏は会計・監査の問題や公認会計士教育に造詣が深く、実際に法改正に関わった国会議員としての興味深いお話をうかがうことができました。こうした各界のオピニオンリーダーと呼べる方々が、講演者、パネリストを快くお引き受けいただき、まさに“サミット”の名にふさわしい催しとなったと思います。
 また、場所を青学会館に移して行われた第3部の「懇親パーティー&意見交換会」では、塩崎氏を含む多数の方々に参加していただき、シンポジウムとは違ったリラックスした雰囲気の中で、議論が弾んでいたことも印象的でした。



衆議院議員 塩崎 恭久氏の特別講演

公開シンポジウム:パネリスト

では、今回の公認会計士法改正の意義とアカウンティングスクールの役割について教えてください。
東海 会計=アカウンティングは、治安、医療、福祉、教育、法などと並ぶ社会制度の根幹のひとつです。しかし、20世紀末にわが国の会計・監査制度への信頼は大きく揺らぎ、アメリカでもエンロンやワールドコムなどの会計不正事件がありました。この経済不安のなか、社会の根幹である会計が揺らいでいるのです。今回の公認会計士法の改正は、経済社会の構造改革の大きな流れのなかで、この社会の根幹である会計、あるいは公認会計士教育をしっかりとしたものに作り直すことを意図しています。これからの公認会計士には、単に財務諸表の監査をするだけではなく、広く公共の利益に貢献するプロフェッションとしての役割が期待されており、活躍の場も企業だけでなく行政や地方自治の現場など、無限に広がっていくことでしょう。人員的にも、社会が現在より多くの公認会計士を必要とするようになることは確実です。
 今回の法改正によって公認会計士になるための試験制度も大きく変わります。従来1~3次まで実施していた試験が一本化され、新しく設置されるアカウンティングスクールの修了者はいくつかの試験科目が免除されることになります。これによりアカウンティングスクールでは、単なる試験に合格するための勉強ではなく、会計のプロフェッションとして重要な職業倫理や国際性などを身につけるための教育を十分行えるカリキュラムが整えられる予定です。また、教員スタッフには、社会で公認会計士として活躍する実務家が多数加わり、実践的な指導を行うことになります。
 本学にアカウンティングスクールが誕生すれば、青山キャンパスにビジネス、ローと併せて専門職大学院のトライアングルが形成されることになります。わが国の大学でこの3つのプロフェッション教育を作り上げた例はまだありませんから、ぜひ本学で実現させたいと思っています。


「会計サミット」は第2回以降も開催されるのですか?
東海 もちろん開催する予定です。第1回は、各界オピニオンリーダーが集結したイベント的な催しになりましたが、今後はアカウンティングスクール設立に向けて動き出している大学の学長クラスの方々に集まっていただき、意見交換や研修を行うなど、専門職大学院設置に向けた具体的な問題を検討する場にしようとも考えています。……早ければ、年内にも第2回「会計サミット」を開催したいですね。

第1回青山学院「会計サミット」どう変わる!
公認会計士の業務と試験制度
―改正公認会計士法について考える―
日時:2003年7月30日(水)13:30開場
場所:第1部・第2部
   青山キャンパス総合研究所ビル12F 大会議室
   第3部
   青学会館ミルトス

総合司会:東海 幹夫 経営学部教授
●開会の挨拶 半田 正夫 学長
●第1部  公開シンポジウム
     公認会計士に寄せる期待と課題
     ―『会計専門職大学院』の果たす役割―

 パネリスト
 奥山 章雄 氏 日本公認会計士協会(JICPA)会長
 金子 昌資 氏 日本証券アナリスト協会会長
 羽藤 秀雄 氏 金融庁総務企画局企業開示参事官
 平松 一夫 氏 国際会計研究学会会長・関西学院大学長
 藤沼 亜起 氏 前国際会計士連盟(IFAC)会長
 コーディネータ
 八田 進二 経営学部教授
●第2部 特別講演 「公認会計士の役割と期待」
 衆議院議員 塩崎 恭久 氏 自民党財務金融部会長
●第3部 懇親パーティー&意見交換会

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