青山学院大学 AGU NEWS No.25
AGUニューズ[2004年12月~2005年2月号]
青山学院大学・広報入試センター広報課
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL.03-3409-8111(代表)



特集
●青山学院創立130周年
 ・創立130周年を迎えて
  ―青山学院130年の道程―

 ・これからの青山学院大学
 ・130周年記念行事
●AGU TOPIC
 ・青山学院大学 大学院
  会計プロフェッション研究科が
  4月に開設


TOPICS
●法学研究科ビジネス法務専攻
 (修士課程、博士後期課程)開設

●鈴木豊経営学部教授が
 「第18回青木賞-著書の部」受賞

●2004年度青山学院学術褒賞

報告・お知らせ
●Club & Circle Information
●News Index

誌上公開講座
●青山スタンダード
 教養コア科目・自然理解関連科目
 「先端エレクトロニクス」


INFORMATION
●新・経済研究所が発足
●高校1・2年生のための
 大学説明会開催報告

●2006年度より新たに
 経済学部、経営学部で
 「大学入試センター試験利用
 入学試験」を実施

●2005年度入学試験日程
●歴代院長とその時代11
 大木金次郎


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院長
深町 正信

よりよい未来を創造するために、
今、改めて青山学院が歩んだ道程をふり返る……
1990(平成2)年以来、青山学院第12代院長を務め、
教育改革などに積極的に取り組んできた深町正信院長より、
学院創立130周年を迎えてメッセージをいただきました。




 2004年11月16日(火)、在学生とその保護者の方々、校友、そして私たち教職員など、大勢の青山学院関係者が一堂に会し、創立130年を祝うことができ、非常にうれしく思います。同時に神のお導きによって、無事、この日を迎えることができたことについて深い感謝の気持ちを捧げたいと思います。また、記念行事として同じキリスト教の理念を掲げる関西学院と合同シンポジウムを開催できたことも大きな喜びです。
 青山学院は、1874(明治7)年11日16日、当時23歳の宣教師ドーラ・E・スクーンメーカー先生が東京・麻布に創立した「女子小学校」をルーツとします。その後、1878年にジュリアス・ソーパー先生が築地に「耕教学舎」、1879年にはロバート・S・マクレイ先生が「美會神学校」をそれぞれ創立し、この3つの源流がひとつになって現在の青山学院の姿に到ります。
 明治、大正、昭和にかけて、先人たちは現在ある学院の礎を築くためにたいへんなご苦労をされてきました。まさにキリスト教学校にとって存亡の危機であった戦時下において、海軍軍人であり、同時に敬虔なクリスチャンであった小野徳三郎第8代院長をはじめとする方々のご尽力によって、キリスト教主義に基づく建学の精神を守り抜いたことは特筆に値するでしょう。戦後はアメリカから多くの宣教師の方々が来日され、日本人の教職員とともに復興のために尽くされました。130年という歳月の背後には、それを支え育てる多くの人々がいます。
 創立130周年を機に、在学生のみなさんには、こうした青山学院の歩みを知っていただき、自分たちがこの学院で学ぶ意味について、あらためて考えていただければ幸いです。

青山キャンパス風景(1932年)
専門部の授業風景(1927年)

戦災を受けたプラット記念講堂(1945年)




 青山学院に受け継がれてきた建学の精神を一言で言えば、キリスト教に基づく人間教育です。それは単に知識や技術を身につけて満足する教育ではありません。神の前において謙虚な姿勢で真理を追求し、その人の人間性と結びついた学問探究、すなわち〈敬虔な心と理性の調和〉をもたらす教育と言うことができます。そしてこうした教育の特色は、社会における倫理の内実がクローズアップされている今日、多くの方々にとって魅力的に映っているようです。先日、専門職大学院の入試面接で志望理由として「キリスト教に基づく倫理教育」をあげた方が何人もいらっしゃったという、たいへんうれしいお話をうかがいました。高い倫理観に責任感を持ち、「地の塩、世の光」となる人材を社会に送り出すこと──それこそが私たちに与えられた使命なのです。
 このような建学の精神に基づいた「青山学院らしさ」をいっそう明確に打ち出していくためには、幼稚園にはじまり、初・中・高等部を経て、大学までと進んできた方々が大きな推進力になると思います。そのためには園児・児童・生徒・学生たちを取り巻く教育環境が重要になります。そこで本学院では「AOGAKU EVERGREEN 21」を合い言葉に、青山キャンパスの再開発を進めていきます。すでに初等部では新校舎やプール等の建築が進められ、新しい時代にふさわしい教育環境が整備されつつあります。また、施設設備というハードウエアだけではなく、教育のソフトウエアの面での環境整備にも取り組んでいます。たとえば現在、初・中・高等部の12年間を一貫する英語教育プログラムの作成が、大学教員の協力のもと進んでおり、“英語の青山”という定評を一層充実するために、多くの教員が努力されています。さらに高等部と大学の連携、女子短期大学と大学の連携など、青山学院が一体となって、その個性を社会にアピールするさまざまな動きがあります。学校を取り巻く厳しい社会環境の中、私たち青山学院は、自らのポジションを見極め、着実に育み、未来へ歩んでいく所存です。


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