青山学院大学 AGU NEWS No.25
AGUニューズ[2004年12月~2005年2月号]
青山学院大学・広報入試センター広報課
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特集
●青山学院創立130周年
 ・創立130周年を迎えて
  ―青山学院130年の道程―

 ・これからの青山学院大学
 ・130周年記念行事
●AGU TOPIC
 ・青山学院大学 大学院
  会計プロフェッション研究科が
  4月に開設


TOPICS
●法学研究科ビジネス法務専攻
 (修士課程、博士後期課程)開設

●鈴木豊経営学部教授が
 「第18回青木賞-著書の部」受賞

●2004年度青山学院学術褒賞

報告・お知らせ
●Club & Circle Information
●News Index

誌上公開講座
●青山スタンダード
 教養コア科目・自然理解関連科目
 「先端エレクトロニクス」


INFORMATION
●新・経済研究所が発足
●高校1・2年生のための
 大学説明会開催報告

●2006年度より新たに
 経済学部、経営学部で
 「大学入試センター試験利用
 入学試験」を実施

●2005年度入学試験日程
●歴代院長とその時代11
 大木金次郎


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教養コア科目:自然理解関連科目


理工学部電気電子工学科 教授
橋本 修

ケータイ文化やインターネット社会を支えている「先端エレクトロニクス」。この講義では、「電気とは?」「電波とは?」という初歩的な知識から、最先端のエレクトロニクス研究の動向までを、3名の教員が文系の学生にもわかりやすく解説します。ここでは、主に電波(電磁波)に関する講義を担当されている理工学部電気電子工学科橋本修教授に授業の目的と内容について紹介していただきました。

◇生命倫理、環境問題
 今や自然科学は、地球に生きるすべての人々の「必修科目」

 「先端エレクトロニクス」を含む教養コア科目・自然理解関連科目には、物理、数学、化学、工学、生物学、生命科学、地球科学、環境科学など、幅広い領域にわたる自然科学関係の科目が設置されています。人文・社会科学系学部のみなさんは、これほど自然科学の科目が充実していることが不思議に思われるかもしれませんが、今や「自然科学は、理系の人間にだけ任せておけばいい」という時代ではないのです。


◇生活や産業に欠かすことができない
 エネルギーとしての「電気」

 少し前まで、先端技術というものは私たちの生活から少し離れたところにありました。しかし、現在では「最」先端技術が、日常生活のすぐ近くで息づいています。この10年間で私たちの生活を大きく変えたものとしては、パーソナルコンピュータがあげられます。さらにインターネットの進歩と広がりによって、パソコンで世界中のありとあらゆる情報を入手できるようになりました。そうした先端技術を支えるものがエレクトロニクスであり、電気がその先端技術を支える重要なエネルギーとなりつつあります。  ひとりの消費者として電気・電子の世界をどのように理解し、実際の生活場面で役立てることができるか……「先端エレクトロニクス」は、受講する学生のみなさんにそんな機会を提供する講義です。
 講義でお話しする主なテーマは次の通りです。
●エネルギーとしての電気を正しく理解すること。
●地球環境に関わる「省エネルギー」に関する感覚を
 養ってもらうこと。
●急速に発展する情報通信技術(IT)と深く関わり合っている
 電波(電磁波)を理解すること。
●さまざまな産業を支える半導体集積回路と
 それを利用した電子機器に関する理解を図ることです。

講義では図表や写真等を多用し、わかりやすい説明がある

 私の専門は環境電磁工学、生体電磁工学、電磁波計測工学です。この講義では身近にある携帯電話や電子レンジを例に挙げて電波の種類、周波数やヘルツといった基本的なことから、ETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)や無線LANなどで利用されている電波吸収技術についての最新の研究まで説明します。
 また、電磁波による人体への影響についても、その人体防護の必要性から、実際の研究での測定・評価の方法まで、実験装置の写真やグラフを使ってわかりやすく解説しています。

◇苦手意識を持つ人ほど受講してほしい
 「学科の授業にさらに興味がもてる」という電気電子工学科の学生も多く、毎回講義の最後に受講生に書いてもらっている課題文をみると、人文・社会科学系学部の学生の理解度もかなり高く、興味を持って参加している様子が読み取られるので、私自身もとても喜んでいます。


 講義中、文系の学生もより興味がもてるように、わかりやすく説明しています。むしろ私たち担当教員は、「電気・電子は苦手」という学生にこそ、ぜひとも受講してもらいたいと思っています。私たちの生活や産業に欠かすことができない電気に関する「物知り」になれば、きっと世の中のことが、今まで以上によく見えてくると確信しています。

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