青山学院大学 AGU NEWS Vol.7
AGUニューズ[2001年7~9月号]
青山学院大学・広報入試センター広報課
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL.03-3409-8111(代表)




●2000年度
 就職活動を振り返って

●2001年度
 教員採用試験を終えて

●本学大学院への進学について


●国際協力の現場に触れる
 JICA等の講師による連続講義

●第3回
 AMLオープンフォーラム開催

●青学ベンチャー・ネットワーク
●経済学部・経済学会共催
 日本郵船株式会社社長講演会
 「統合する力―海を超えて、
 空へ、陸へ。21世紀の国際物流」



●英語資格取得者自己推薦入試
●海外就学経験者入試について
●東北学院大学総合定期戦
●2002年度一般入学試験日程
●2001年度
 進学相談会開催日程

●第8回大学同窓祭開催
 “あの日に会える”

●公開講座
 公開講演会のお知らせ



●地の塩・世の光


●高校1・2年生のための
 新キャンパス説明会

●新キャンパスいよいよ着工へ…
●校歌を着メロにしませんか?
●清里サマー・カレッジ
●シリーズ大学探訪7
 本多 庸一




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特集
タイトル

就職協定廃止や長引く景気低迷によって、大学生の就職環境の厳しさはいぜん続いており、その厳しさの質も徐々に変化しているようです。2000年度の本学学生の就職活動を振り返りながら、新しい世紀における“大学生の就職”について、中川就職部長(経済学部教授)からの提言をいただきました。

中川就職部長
就職部長/中川 辰洋(経済学部教授)

 2000年度の就職戦線は、いぜんとして厳しい状況下にありました。わが国の経済が長期にわたるデフレ状況から抜け出せないまま、企業の倒産件数や完全失業率が第2次大戦後の最悪記録を塗り替えた1999年度の大学生の就職戦線は、かつて経験したことのない極めて厳しい状況の下で終始し、他大学と同様、多くの本学学生が大苦戦を余儀なくされました。
 しかしながら、相次いで打ち出された日本経済再生のための各種政策の実施、さらに各企業の多大な努力を背景に、このところ新規採用を見送ってきた一部の企業が採用を再開したり、若干でも採用枠を広げるところが出てくるなど、大学生の就職活動の先行きにもいくらか薄明かりが見えてきています。1998年度より人文・社会科学系、理工学系を 問わず2年続きの減少であった本学への求人件数も、2000年度は若干増となり、最終的に前年度よりやや増加傾向の就職者数を確保することができました。特に昨年度に引き続き、女子学生の健闘ぶりには 目を瞠るものがありました。これらは何よりもまず学生自身の資質と努力の賜物と評価しています。同時に長年にわたる本学の教育方針の成果が社会的に大きく実を結んでいること、現に企業にあって活躍中の本学出身者が克ち得ている高い信頼と、先輩としての暖かい支援がバックグラウンドにあったことも忘れることができないでしょう。

 現在、2001年度の就職戦線が既にその真っ只中にあります。
 近年、超大型外資系企業の日本進出やIT関連の中幹企業の台頭が目立ち、他大学に率先して国際化教育や高度情報化教育に力を注いでいる本学の学生にとっては、確実に新しい就職チャンスが生まれてきているようにも思われます。その反面、各企業の採用方針が、ボーダレス時代に即戦力として期待できる、より質の高い人材を求めるという方向に確実にシフトしていることが一層顕著になってきた点が見逃せません。採用枠に関しては新たな広がりが見えてきたものの、採用基準に関しては、厳しさはいっそう増していると考えるべきでしょう。学生の就職活動は前年度にもまして楽観を許さない状況と予想されます。

 就職活動とは、いつの世であっても、実社会へのイニシエーションといってよいでしょう。ですから、企業イメージや妙な思い込みにとらわれないで、自己の適性や知識教養・技量などを考えて活動してほしいのです。単に「御社のために精一杯頑張ります」式の就職活動が通用する時代は終わりました。企業が評価するのは、学生の根性でも、全人格でもありません。利益社会の中で、自分自身が特定の企業にどのようなメリットを与えることができるかをクールに発想し、それを自分の言葉でアピールできるようになることを心がけて欲しいと思います。
 生き残りを賭けた企業の合併・統合が相次ぎ、産業構造が大きく変化しているこの時代にあって、もはや大学生の就職は“人生の最終目標”では無くなっています。女子学生を中心に、まだまだ大手中心の“ブランド志向”が見受けられますが、まず、「一生安泰」に過ごすための就職という考え方を捨て、就職を社会人としてのスタートラインとしてとらえ、3~5年先の自分がどうありたいかを基準に就職というものを考えてみてください。そうすれば、自分を生かして働ける企業が、かえって見つけやすくなるでしょう。
 インターネットによる就職活動がすっかり定着している昨今ですが、その一方で少々残念なのが、「ネットで楽して就職しよう」とする傾向がここ数年一部で見られることです。確かに大手企業をはじめ、卒業生によるリクルーター制度が廃止されることにより、企業で活躍するOB・OGに面会することが、即採用に繋がるケースは少なくなっています。しかし、自分の足を使って企業や卒業生にアプローチすることの重要性までなくなったわけではありません。現在、人事採用部門をアウトソーシング(外注化)している企業もあり、このような場合など、たとえメールでエントリーシートを提出しても、志望企業に届かないケースさえあることを考えてほしいと思います。クールに戦略を立てる一方で、タフに行動する。本学学生は、社会からその誠実さが高く評価されていますが、時には「転んでもただでは起きない」強靱な精神力も必要です。社会に出てからの本学卒業生の評価が高いだけに、これから社会に出ようとする学生の一層の奮起を求めたいと思います。
 われわれ就職部としても、常にこうした社会情勢の変化を的確にとらえつつ、できるだけ早いうちから学生に対する就職指導を行い、就職への意識を高めるようにしています。そして現在、これまで培ってきた就職実績と採用企業の確保・拡充に努め、企業の新しい採用方法・基準に適応した独自の就職支援システムを再構築し、社会での活躍を真剣に夢見る多くの学生の期待に応えていけるよう全力を傾けていく所存です。

セミナー風景 学内企業セミナー風景
就職支援体制
 本学では、早い時期から就職部と各学部学科の教員が協力して、就職を希望する学生に対するさまざまな支援活動を展開。1・2年次の「進路について考えるガイダンス」「進路・就職相談会」などを通じて、一人ひとりの興味や適性について考え、将来の進路に合わせた学習計画を意識させることから始めています。理工学部でも2・3年次生に向けた「就職講演会」を開催し、学生に早期の就職対策をアピールしています。
 そして、3年次の「就職ガイダンス」から、本格的な就職情報の提供と活動状況に合わせたバックアップを行っています。社会人としての心構えから、自己分析や企業研究の方法、採用状況の説明、OB・OG訪問や面接に関するアドバイス、応募書類の準備やエントリーシートの書き方まで、幅広い情報提供と一人ひとりの学生に応じた実践的な指導を実施。もちろん、インターネット経由で学内もしくは自宅からでも最新の求人情報やセミナー開催情報を即時検索できる体制を整備しています。なお、司法試験や公務員試験などの受験希望者に対しては、ガイダンス以外にもさまざまなゼミナールや集中講座を開催しています。
 さらに人文・社会科学系学部の学生に対して、採用する企業側の視点を理解するための講演会や説明会、面接対策セミナーなどを開催し、学生自身が心から満足できる就職に力を注いでいます。学校推薦で応募可能な企業からの求人が多く集まる理工学部の学生に対しても、就職適性検査や講演会、面接対策講座などを実施。その結果、ほとんどの学生が希望に応じた分野への就職を実現させています。

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  ●コラム「成功する人、失敗する人」就職部事務部長/生井 敏雄
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