青山学院大学 AGU NEWS Vol.7
AGUニューズ[2001年7~9月号]
青山学院大学・広報入試センター広報課
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL.03-3409-8111(代表)




●2000年度
 就職活動を振り返って

●2001年度
 教員採用試験を終えて

●本学大学院への進学について


●国際協力の現場に触れる
 JICA等の講師による連続講義

●第3回
 AMLオープンフォーラム開催

●青学ベンチャー・ネットワーク
●経済学部・経済学会共催
 日本郵船株式会社社長講演会
 「統合する力―海を超えて、
 空へ、陸へ。21世紀の国際物流」



●英語資格取得者自己推薦入試
●海外就学経験者入試について
●東北学院大学総合定期戦
●2002年度一般入学試験日程
●2001年度
 進学相談会開催日程

●第8回大学同窓祭開催
 “あの日に会える”

●公開講座
 公開講演会のお知らせ



●地の塩・世の光


●高校1・2年生のための
 新キャンパス説明会

●新キャンパスいよいよ着工へ…
●校歌を着メロにしませんか?
●清里サマー・カレッジ
●シリーズ大学探訪7
 本多 庸一




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特集
タイトル
少子化や情報社会の進行などにより今、大きな転換点を迎えている学校教育の世界。これから教員になろうとする学生には、こうした時代状況を踏まえた心構えと将来計画が求められています。教職課程主任である酒井教授から、学校教員をめざす学生に向けたアドバイスとメッセージをいただきました。
中川就職部長
教職課程主任/酒井 豊(文学部教育学科教授)

 本学が明治時代から英語教員の養成で高い実績をあげてきたことは多くの人が知っています。しかしそこで大切なのは、その評価が教科としての英語の指導についてだけでなく、教員としての人格的な影響力とか指導性が大きかったことです。本学の教育理念は、常に「…する人物を養成する」「…をする人間の形成を目的とする」という形をとってきましたが、そこにこめられているのは、本学で培われた人格が社会の中でリーダーシップを発揮し人間形成に資することへの願いだと思います。
 こうしたバックグラウンドによって、これまで本学各学部から、東京都を中心に多くの教員を社会に送り出してきました。本学出身の東京都の公立小学校校長が、国立の東京学芸大学に次いで多いことからも、本学が教育界に貢献する実態の一端を窺い知ることができます。本年教員として社会に羽ばたいた多くの卒業生も、おそらくそれぞれの勤務する学校で先輩が活躍する姿を目にしていることでしょう。本学出身の教員が社会から評価されるひとつの理由は、人間理解に優れ、どのような現場の状況に対しても対処できる柔軟性です。子どもたちの痛みや苦しさ、悩みを素直に受け止め、いわゆる「学級崩壊」をはじめとする多くの問題を抱える学校教育の現状にも、適切に対応して活躍する卒業生も多いと聞きます。これは、われわれ教員の指導というより、多様な人材が集まる自由な校風と、その中でのびのびと学んだ卒業生一人ひとりの気質や力量として、高く評価すべきことと考えています。
 さて、近年の少子化の進行によって、教員採用の現状はきわめて狭き門である状況が続いていることはご存じの通りです。本学においても、1990年以前に比べて教員採用者数は大きく減少しています。しかし、ここに来て教員志望の学生にとって明るい材料も見えてきました。この5月初旬、東京都における公立小学校の教員数の不足が深刻化していると新聞報道されたことは記憶に新しいと思いますが、事実、今年度の教員採用者数は、当初の予想を超え大幅に増加しました。今後も定年等の退職者の急増や「少人数学級」「複数担任制」の導入など、新しい学校教育の試みが進むことによって、採用数の増加傾向は続き、他の道府県にも波及していくことは確実です。新しい時代に向けた学校教育の「構造改革」が、質量共に教員の充実を求めているこの傾向は、ここ数年は続くと予想され、教員志望者にとってチャンスが到来しています。
 教員免許状は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校などの各学校ごとに、また中学・高校については英語、国語、理科等の各教科ごとに取得します。教職課程は教育職員免許法に従って各学部・学科の教育目的やカリキュラムの特質を生かして運営されますが、本学では、すべての学部・学科の学生がなんらかの教員免許状を取得できるように教員養成課程の充実を図り、文学部教育学科(第二部含む)では、幼稚園と小学校の免許取得も可能です。
 私たち教職課程担当スタッフは、教員を志望する学生に対して、1年次からしっかりした学習計画のもとで教職課程関係科目を履修し、各自の特質と目標に応じて早い段階から準備するよう指導しています。そして、教職課程が綿密な指導を行うのは4年次の教育実習まで。その後は、教育実習を通して培った教員としての意識を、学生自身で探求してもらい、採用試験や採用までの道程は個人の意欲に多くを委ねています。決して最後まで手とり足とり世話を焼くことはありません。ひとりで悩み、自分なりに頑張った経験が、教育の現場に立った時の大きな財産になるのですから…。
 教師をめざすということは、ひとつの価値ある生き方を選択することです。そのためには学校教育の現状を知るとともに、自分自身を知り、自分がその中で何をすべきかという課題意識と格闘することが絶対に必要です。社会情勢の急激な変化の中で、改めて教育のあり方と内容が厳しく問われている今こそ、人間理解に優れ、柔軟性あふれる本学卒業生が力を発揮できる時代かもしれません。決して平坦な道程ではありませんが、教育への意欲あふれる学生は、臆することなく積極的に教員への道にチャレンジしてもらいたいと思います。
 なお、この度教員免許法が改正されたことに伴って、2000年度入学者からは新制度が適用されることになり、各学部・学科で取得できる免許状は現行と少し変更になりました。詳細は学務部教職課程課にお問い合わせください。



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