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学部長あいさつ

経済学部長 中村 まづるの写真

経済学部長
中村 まづる [Mazuru Nakamura]

日本経済では、デフレ脱却と経済再生を目指したアベノミクスを契機に、円安と株価上昇が進みました。その成果についての意見は分かれていますが、恩恵を受けた人と恩恵に浴さない人との間で格差も問題となっています。経済学は、社会全体がより豊かになるための経済的効率と、その成果を社会で公平に分ち合うための社会的正義の両面を課題としています。

消費税率の引き上げは、経済成長のために中止すべきという意見があります。それでは、高齢化によって増え続ける社会保障の財源をどうしたら良いでしょう。赤字財政の負担を次世代に先送りしても良いのでしょうか。現実問題を理解するためには、過去から学び将来を見据える時間軸の視点も重要です。

おカネは天下のまわりもの、と古くから言われています。こうすればこうなる、という単純な話では完結しません。次から次へと効果が波及し、深刻化していくこともあります。課題の一つ一つをきちんと認識したうえで、さらに、社会全体への影響を把握する必要があります。

グローバル化する経済の中で、ヒト、モノ、おカネの流れは国境を越え、日本経済は、国内だけでなく、欧米、アジアをはじめとする世界の様々な地域からも、日々、大きな影響を受けています。経済問題を理解するには、空間的にも幅広い視野を持たなければなりません。

そのため、経済は複雑で難しいと思われがちです。しかし、私たち誰もが社会の一員として生活することで経済活動の一端を担っています。経済学は、社会科学の中でもっとも体系化された学問です。経済学を学ぶことで、世界や時代の動きの本質を論理的に理解する力が身に付きます。それを、現実の様々な問題に応用することで、興味や関心をより深く追求していくことができます。

経済学部は青山学院大学の中でも古くからの伝統を持つ学部です。時代の先端を行く青山の地で、伝統と進化を肌で感じ、自分自身の進むべき道を発見する力を育んでください。

FAQ学部についてよくあるご質問を掲載しております。



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