- MENU -
卒業要件等
教育学科の卒業要件や履修についてご紹介いたします。
卒業要件
(1)卒業に必要な単位数について
卒業資格を得るためには、下表の各科目種別について定める単位数を修得しなければなりません。
ここに示す単位数は種別ごとの最低の単位数であり、これが1単位でも不足すると卒業は認められません。
卒業に必要な最低単位数
青山スタンダード科目 | 外国科目 | 学科科目 | 自由選択科目 | 卒業要件単位数 | |||
各コース共通 | 選択必修 | ||||||
外国語Ⅰ | 必修 | 選択必修 | |||||
人間形成探究 コース |
26 | 10 | 30 | 12 | 16 | 34 | 128 |
臨床教育・ 生涯発達コース |
26 | 10 | 30 | 12 | 16 | 34 | 128 |
教育情報・ メディアコース |
26 | 10 | 30 | 12 | 16 | 34 | 128 |
幼児教育学コース | 26 | 10 | 30 | 12 | 38 | 12 | 128 |
児童教育学コース | 26 | 10 | 30 | 12 | 46 | 4 | 128 |
青山スタンダード科目の履修については青山スタンダード科目履修方法および配置表を参照してください。
(2)学位について
教育人間科学部教育学科に4年以上(ただし、8年を限度とします)在学し、卒業に必要な要件を満たした者には、学位記を与え、学士(教育学)の学位を授与します。
(3)コース決定について
教育学科は上記表に記載のとおり、5つのコースに分かれています。
コースの概要は以下のとおりです。
1 人間形成探究コース
人間形成というテーマを、歴史学、哲学、宗教学、倫理学、文化人類学、言語学などの観点から幅広く探究します。人間観、教育観の歴史的な変遷、家庭、文化、社会と人間の関わり方の考察を通して、現代の人間と教育を根本から捉え直します。
2 臨床教育・生涯発達コース
人間の乳幼児期から老年期に至るライフサイクルの中で、発達、学習、教育がどのように実現されているかについて、その理論および実際を学びます。カリキュラムでは、人の生涯における発達現象とそれにともなう臨床的問題、学校外教育、地域社会と学校教育の連携などが中心的なテーマとなります。
3 教育情報・メディアコース
情報環境の中で生活し、そこで学び、発達する人間を多様な観点から捉えます。情報の伝達的な側面を情報社会学、図書館情報学の観点から、情報の受容・理解・創造の側面を認知科学、発達、学習科学から研究します。また、よりよい学習環境の開発のため、教育メディア開発の研究も行います。
4 幼児教育学コース
将来、幼児教育に携わることをめざす学生のために、幼児の発達・教育の理論と実践的知識を学習する科目を多数用意しています。幼児教育原理、保育内容総論などの科目をとおして理論的知識を、保育内容教育法、幼児教育実習などの科目を通して実践的知識を身につけます。
5 児童教育学コース
将来、児童教育に携わることを目指す学生のために、児童、生徒の発達、学習、教育に関わる科目が体系的に用意されています。学校教育学総論、教育方法、教職論などの科目を通して基礎的な知識を学習し、各教科教育法などを通して、教育者としての実践的知識を獲得します。
コースの決定
コース決定については、2年次10月ごろまでにコース登録オリエンテーションを行いますので、必ず出席してください。開催日時やコース登録方法等の詳細は「学生ポータル」でお知らせします。
ただし、1年次から、コース選択のことを考えて、科目を履修することが望まれます。3年次からは、決定したコースごとに必要な科目を履修し、卒業要件単位を満たすことで、卒業することができます。
いったん決定したコースは変更することができませんので、十分検討のうえ、決定してください。
なお、教育職員免許状・各種資格の取得に関しては、科目の履修順序が定められていますので、3年次から取得を始めることができない場合があります。十分留意してください。
最高履修制限単位
最高履修制限単位は次のとおりです。各年次ともこの単位を超えて履修することはできません。
なお、各年次においては、1科目以上の履修をしなくてはなりません。
第1年次 | 第2年次 | 第3年次 | 第4年次 | 合計 |
44 | 48 | 48 | 48 | 188 |
- ※ 教育職員免許状の取得を希望する場合、下記の教職課程科目を、上記制限単位外で履修することができます。
・幼稚園幼児教育実習Ⅰ、幼児教育実習Ⅱ、教育実践演習(幼)
・小学校初等教育実習Ⅰ、初等教育実習Ⅱ、教育実践演習(小)
・中学校(国語、社会、英語)および高等学校(国語、地理歴史、公民、英語)
中等教育実習Ⅰ、中等教育実習ⅡA、ⅡB、教育実践演習(中・高)、各教科教育法、各教科教材論(英語は教育法特論)
教育課程編成法(中等)、道徳教育指導法(中等)、特別活動論(中等)、教育方法の研究(中等)、生徒・進路指導論(中等)、教育相談(中等)
さらに2010年度以降入学者は「教職実践演習」も含みます。
進級条件
(1)1年次終了時に8単位以上修得しなければ2年次に進級できません。
(2)2年次終了時に50単位以上修得しなければ3年次に進級できません。
修得単位僅少者について
入学後の2年間(休学期間を除きます)で修得単位が32単位に満たない者は、成業の見込のない者として除籍されることがありますので、該当しないよう特に注意してください。
成績評価について
成績評価
学業成績は、授業科目ごとに行う試験(筆記試験、レポート、論文、口述試験、実技テスト、その他担当者の指定する方法)によって評価されます。
本学の成績は100点法によって評価されます。60点以上が合格とされ、所定の単位が与えられます。
成績証明書には合格評価(AA、A、B、C)が表示されます。成績通知書には不合格評価(XX、X)も表示されます。ただし、「情報スキルⅠ」および指定の海外研修については、所定の単位が与えられた場合、成績証明書には「RR」、成績通知書には「合格」と表示されます。
実点数範囲 | 学生への成績通知 | 成績証明書の記載 |
100~90 | AA | AA |
89~80 | A | A |
79~70 | B | B |
69~60 | C | C |
59以下または不合格 | XX | 表示せず |
欠席等評価不能 | X | 表示せず |
「情報スキルⅠ」、海外研修等による 単位修得 |
合格 | RR |
G.P.A.
2009年度以降のカリキュラム適用学生については、成績通知書に「G.P.A.」の数値を表示しています。G.P.A.(Grade Point Average)とは、学生の履修登録科目の1単位あたりの評点平均値を指します。これは、欧米で広く用いられている世界標準的な成績評価方法で、本学では給付奨学金や学業奨励賞の候補者選出、学位授与式の総代選出、本学大学院進学などの際に活用されています。
履修した科目には、A、B、C、XX などの成績が与えられます。これらの評価を数値化して1単位ごとの平均を算出したものがG.P.A.です。
本学では、各評価に与えられる評点は次のとおりです。
本学評価 | 評点 |
AA | 4.0 |
A | 3.0 |
B | 2.0 |
C | 1.0 |
XX(不合格) | 0.0 |
X(欠席等評価不能) | 0.0 |
上記の評点を次の計算式に当てはめてG.P.A.を算出します。
G.P.A.= | (AAの単位数×4+Aの単位数×3+Bの単位数×2+Cの単位数×1)
(AAの単位数+Aの単位数+Bの単位数+Cの単位数+XXの単位数+Xの単位数) |
※理工・社会情報学部は、教職課程科目をG.P.A.算出の対象外とします。
※「情報スキルⅠ」は、G.P.A.算出の対象外とします。
成績通知
学生の成績評価は、3月上旬および9月中旬に学生ポータルメニュー「成績通知書」にてお知らせします。学外PC から閲覧する場合は、あらかじめ学内でSecureMatrix パスワードの登録を済ませておく必要があります。(詳細は、学生ポータルメニュー「学外から成績通知書を閲覧する手順」を参照してください。)成績通知書は各自で印刷し、修得した科目とその評価を確認してください。
成績調査
成績評価に疑問がある場合は、「成績調査」を申請することができます。これは、科目担当者に対して、安易に再考・変更を求めるものではありません。成績に疑問を持つ明確な根拠がある場合にのみ申請してください。
大学が指定する調査期間中に、成績通知書持参のうえ所属キャンパスの学務担当窓口へ申し出てください。調査期間は、「学生ポータル」でお知らせします。
電話での問い合わせ、期間外の申し出には一切応じません。