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学部長あいさつ

教育人間科学部長 鈴木 眞理の写真

教育人間科学部長
鈴木 眞理 [Makoto Suzuki]

教育に関する問題について考えたことがないという人は、限られていると思われます。私どもが生活している社会では、日々、教育に関するさまざまな問題が起きて、マスメディアを通じて報道されています。その際、教育評論家という人が登場し、さまざまな見解を述べたり、その背景を解説しています。ほら、あの人この人、いつも登場しますね。なるほどと、その見解に賛同したり、何か違うよなと、違和感を感じたりすることがあるでしょう。自分が、同じような環境に生きてきたからこそ、ある意見に賛成したり反対したりできるのです。ただ、自分の意見を、さしたる根拠なしに、経験だけで、感覚で述べるということは避けられなければなりません。私どもの学部の使命は、広い意味での教育、人間の存在に関わる問題について、自分の意見を根拠づけて述べることができ、職業生活・市民生活に繋げることができる人間を育てることにあるのではないかと、私は考えています。

そのために、教育学科・心理学科に分かれた部門で、講義によって体系的な知識を基礎から体得し、実験や実習などを通して現実を実践的に理解し、さらに演習という形で同じ志を持つ者同士で集団的に理解を深めつつ問題に向き合う態度を形成するというような「仕組み」が用意されています。ま、どこでも同じだ、といえばそうなのですが。

数年前、「青学の学生はよく遊ぶのよねぇ」と、元NHKアナウンサーの女性に言われたことがありました。その方の息子が、他学部の卒業生であっての感想でした。一概にそのような状況があるとはいえないと私は思いますが、遊ぶのは大いに結構です。それに、学ぶということ、研究するということが、程よく付いているかが問題なのでしょう。学ぶということについては基本的には大学に任せていただいていい(それくらいの自負心は、私どもの学部は持っていますよ)のですが、自分でもその学びを深めることが重要であり、さらに大学では担えない「遊ぶ」ことを、大いにしてもらい、大学生である期間を、是非、自分の工夫で意味あるものにしていくことを心がけてくれるよう望んでいます。教育学や心理学を学び、人間に関わろうとしている若い人びとが、幅の広い人間になることを支援したいものだと、私は考えています。

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