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学部長あいさつ

地球社会共生学部長 <br>升本 潔 [Kiyoshi Masumoto] 地球社会共生学部長 <br>升本 潔 [Kiyoshi Masumoto]

地球社会共生学部長
升本 潔 [Kiyoshi Masumoto]

学部長あいさつ

地球社会共生学部は、2015年に青山学院大学10番目の学部として相模原キャンパスに誕生しました。地球社会のさまざまな課題に挑戦し、持続的発展に寄与したいという高い志と共生マインドをもって、世界の人々と協働できる知恵と力を持った人材を養成することを目指しています。学部名称にある「地球」はグローバルの日本語訳であり、本学部の教育研究が国家を基礎に形作られる国際社会ではなく「地球社会」を対象とし、国境を越えた課題に積極的に取り組むという高い志を示唆しています。また、「共生」には、本学部の養成する人材は地球社会の多様性を意識しつつ、世界のひとびとと共に生き、共に価値を見出し、そしてより良い社会を共同で創造していって欲しいという思いを込めています。

本学部は、世界全体をスコープに含めていますが、その中でも急速な経済発展を遂げつつあり、かつ膨大な人口と文化の多様性を有し、日本と地理的、経済的、社会・文化的に密接な関係のあるアジアを中心的な学びのフィールドと位置づけています。そして、タイ・マレーシアなどのアジア諸国への留学を通じた、国境を越えた異文化体験をカリキュラムの柱としています。異文化を理解するために大切なことは、異なる国や文化についての表層的な知識や思い込みではなく、その奥にある豊かさや複雑さ、さまざまな課題に直接触れ、体感することです。留学を通じ、新たな見方や考え方を自分の一部とし、異なる文化的背景を持つ人々と共通の課題に取り組むことの楽しさと難しさ、そしてやりがいを実感することが、本学部の目指す人材の育成の基礎となります。

この留学の成果を最大化するために、1年次および2年次前期には集中的な英語の授業と基礎演習、そして留学準備セミナーを行います。これらを通じて、留学に耐えうる英語能力と大学レベルの基本的な学習能力、そして留学生活に不可欠な自己管理能力をしっかりと身に着けてもらい、効果的な留学ができるように準備を行います。特に1年次の英語教育では、英語を母国語とする教員による週6コマの授業を行い、徹底的に英語能力の強化を図ります。

そして、専門的な学びとして、グローバル社会の関係性を考え、共生の道を探る「コラボレーション領域」、自国と他国の経済や企業の仕組みや違いを理解し、現地の人々と協働し、共に価値を見出すような人材の育成を目指す「経済・ビジネス領域」、知るため、知らせるための技法を学ぶ「メディア・空間情報領域」、そしてそれらの学びの基本として、社会を知る方法を考える「ソシオロジー領域」という4つの専門領域を用意しています。これらの授業は、様々な分野の研究者や海外経験豊富な実務家教員によって行われます。留学で得た経験とこれらの幅広い学びを融合させ、実体験の裏付けのある知識として、経験の定着を図り、学生一人一人の成長につなげていきます。その仕上げが3年次から始める演習と卒業論文となります。

地球社会共生とは、本学部が理想としている地球社会のあるべき姿、すなわち、グローバルイシューズが解決され、ひとびとが共に尊重しあって生きる世界を表現しています。一学部一学科の小さな学部ですが、世界の、そして私たちの希望に満ちた未来のために、共生マインドを持って地球社会に貢献できる人材が巣立ってくれることを期待しています。