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学部長あいさつ

社会情報学部長 稲積 宏誠の写真

社会情報学部長
稲積 宏誠 [Hiroshige Inazumi]

各専門領域を深く学び、それを「つなぐ」ことで新たな価値の創造を目指す、それが社会情報学部のスタンスです。そのためには、社会や組織をつくり上げるために必要な知識と、それをつなぐために必要とされる「人」「社会」「情報」についての知識・技術を学ばなければなりません。当然そこには、「文系」「理系」の区別は存在しません。その結果、社会情報学部は、「文系」「理系」といった従来の枠組みを取り払い、"文系でもあり、理系でもある"学びを追求することになります。

このような取り組みは、勉強する内容を細分化し、早い段階から文・理を分けて考えてしまう現在の教育全般のあり方からは、困難を極めます。また、個々の専門領域に捉われがちな私たち研究者にとっても、とても面倒くさい取り組みだといえます。しかし、現在直面する課題を解決し、さらに将来を担う若者を育てるためには、超えなければならないハードルだと確信しています。

利潤を求めて発展してきた社会の今後の展開、そこには経済活動のあり方に加えて「人」の問題がクローズアップされるでしょう。IT技術によりもたらされたボーダレスな状況での社会のあり方、そこでは法社会、経済社会、人間社会としての見方だけではなく、情報およびその応用技術への確かな目が求められるでしょう。
社会情報学部では、ひとつのことを探究するスペシャリストの存在を尊重しつつ、さらにその枠を超えたスペシャリストを育てること。これが、社会情報学部の一つ目の柱である専門力育成のねらいです。

一方、多様性が進む現代社会では、多領域の人々が集まってのプロジェクト的な作業が多くなります。それぞれの専門家が集結したとしても、個々がバラバラに動いていては良い結果は求められません。そのような状況の中で活躍できる人材は、プロジェクトを遂行していくための知識や経験をもったうえで、真のコミュニケーションを確立させることができなくてはいけません。このように、専門的視点をもって幅広いジャンルについて取り組むことのできる能力に加えて、効果的に各領域の人間をつなぎ合わせ、有意義なプロジェクトを進行できる人材。これが、社会情報学部二つ目の柱である実践力育成のねらいです。

これら二つの教育目標を実現させるために、私たち教員スタッフも学生とともに成長し、新しい分野を開拓していくという気概をもって取り組んでいきます。研究分野もカリキュラムも、学生とともに常に成長させていくつもりです。

2008年4月に誕生した社会情報学部は、いまセカンドステージを迎えました。これを機に、改めて「社会情報学部だからできること」が感じられるカリキュラムへと前進させます。たしかな専門力と実践力を身につけ、学生が自分に自信を持ちながら生き生きと成長し、社会へと飛び立てる、そのような道をつくりあげていきたいと思います。

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