村上啓介助教(理工学部経営システム工学科)が、共同研究で「人工知能学会 2012年度研究会優秀賞」を受賞



村上啓介助教(理工学部経営システム工学科)が、宇野毅明准教授(国立情報学研究所)との共同研究で人工知能学会「2012年度研究会優秀賞」を受賞しました。

本賞は、人工知能学会が同学会の研究会で、前年の4月からその年の3月までの1年間に発表された研究のうち、特に優秀と認めた研究におくるものです。

村上助教らの研究タイトルは、「最適化を用いた大規模データのk-匿名化手法」で、大規模データの匿名化手法に関する研究です。
現在、様々な用途から大規模データの活用が重視されていますが、同時にプライバシー保護も重要なテーマとなっています。プライバシー保護のためにはデータの匿名化が必要になりますが、大規模データに対して情報損失量*を小さく抑えることのできる匿名化手法は未だ確立されていません。村上助教らは、最適化アルゴリズムを用いることで情報損失量を小さく抑えることのできる匿名化手法を提案し、数値実験により提案手法が従来手法より優れていることを実証しました。

村上助教らの研究は、「困難とされてきた高速での大規模データの匿名化を可能にしたこと」が高く評価され「2012年度研究会優秀賞」に値すると認められました。

*情報損失量とは・・・匿名化する際に失うデータ量。一般的に、情報損失量を小さく抑えられる匿名化手法は優れていると見なされます。

2013.07.17