「第90回箱根駅伝」本学は、往路5位でゴール



2014年1月2日(木)に開催された第90回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)往路において、本学は総合記録5時間35分4秒(本学史上往路新記録)、トップから7分51秒差の5位でゴールしました。

午前8:00、大手町(読売新聞新社屋前)から5区間にわたってはじまる108.0キロの戦いに、本学は4年生1名、3年生1名、2年生2名、1年生1名、5名のうち4名が箱根駅伝初出場というフレッシュなメンバーで臨みました。

今大会、各校がエース格のランナーを配置し、序盤から高速レース必至と予測された1区(21.4km)を託されたのは、天性のバネを持ち、高いレベルでの練習を積んできたルーキーの一色恭志選手(経営学部1年)です。原晋監督が「今回の1区を任せられるのは彼しかいない」と送り出した次世代のエース候補の一色選手は、箱根駅伝初出場ながらも、一度は先頭にたってレースをひっぱるなど、積極的にレースを展開。先頭から51秒差の6位で2区にタスキをつなぎます。

各校のエース級の選手が集い、「花の2区(23.2km)」と謳われる区間を任されたのは、前回大会を走ることができなかった悔しさをバネに、今季、本学のエースに成長した神野大地選手(総合文化政策学部2年)です。精神的にも強く、小柄でもダイナミックな走りをする神野選手は、タスキをもらうとコースの中盤と後半にやってくる上り坂にもひるむことなく、終始、安定したペースで走りきり、トップから1分56秒差、順位をひとつあげ、5位で3区にタスキを渡しました。

以前は「つなぎの区間」とされていましたが、近年は各校が戦略的にエース級の選手を置き、重要区間となりつつある3区(21.5km)を委ねられたのは、最初で最後の箱根を走る石田駿介選手(国際政治経済学部4年)です。最上級生になってから学生ランナーの速さの目安となる10000メートル28分台の記録を出すなど、これまでの4年間の努力が実り、力をつけた石田選手は、気温があがり、走りにくい気象条件の中でも気迫の走りで5位をキープ。トップから4分4秒差、5位で4区にタスキを手渡しました。

箱根駅伝全10区間中最短区間の4区(18.5km)を走るのは、今シーズン駅伝選手として著しい成長を遂げた山村隼選手(法学部2年)です。1年生の時は3000m障害などトラック種目を中心に練習を積んだ山村選手ですが、今季は本格的にロードレースでの練習を積み、一定の結果を残したことから駅伝での起用となりました。山村選手は、前も後ろも見えない一人旅という難しいレース展開の中でも、前を追う走りで5位を維持。トップから 4分39秒差の5位で最終区にタスキを託しました。

もっとも過酷な区間と称される「山上りの5区(23.4km)」を走るのは、今大会、山上りにはじめて挑戦する高橋宗司選手(教育人間科学部3年)です。気候変動にも強く、どの区間でも対応可能ということで今大会5区に起用された高橋選手ですが、高低差864メートルというコースは、簡単には攻略できず、苦しい走りに。後続のランナーの激しい追い上げを受けるなど、厳しいレース状況が続きましたが、我慢強く箱根の山を駆け上がり、最後3㎞では粘りの走りで順位をキープ。これまでの総合記録を大幅に更新し、5位の成績でゴールしました。

明日は、復路109.9キロが行われます。5年連続でのシード権確保に向け、また本学史上初の総合5位以上の成績獲得に向けて、本学の健闘が期待されます。

なお、本日、沿道に出向いて応援してくださった皆さま、テレビやラジオの前で応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
皆さまからの声援が選手たちを元気づけますので、明日も、引き続き、応援をお願いします。

*** 原晋監督のコメント ***
往路を終えて5位という成績は、想定していた中で一番良い順位だった。1区の一色選手が各チームのエース級のメンバーが集う中で、いい走りをしてくれ、2区以降のランナーに元気を与えてくれた。
また2区~5区を走った選手たちも単独走が続く中でもラスト3㎞を粘って走ることができ、全体的によかったと思う。明日は、4位とは1分19秒差、3位とは2分42秒差なので、3位のチームの背中を追いかけ、総合3位を目指して臨みたい。

1区 一色 恭志選手

2区 神野 大地選手

3区 石田 駿介選手

4区 山村 隼選手

5区 高橋 宗司選手

※2014年1月17日、写真を差し替えました。

区間 選手名 上段:区間タイム(区間順位)
下段:総合タイム
通過順位
1区(21.4km)
大手町~鶴見
一色 恭志
(いっしき ただし)
1時間2分15秒(6位)
1時間2分15秒
6位
2区(23.2km)
鶴見~戸塚
神野 大地
(かみの だいち)
1時間9分44秒(6位)
2時間11分59秒
5位
3区(21.5km)
戸塚~平塚
石田 駿介
(いしだ しゅんすけ)
1時間4分47秒(8位)
3時間16分46秒
5位
4区(18.5km)
平塚~小田原
山村 隼
(やまむら しゅん)
55分50秒(7位)
4時間12分36秒
5位
5区(23.4km)
小田原~箱根
高橋 宗司
(たかはし そうし)
1時間22分28秒(11位)
5時間35分4秒
5位

(参考)

2014.01.02