「第90回箱根駅伝」本学は復路6位、「総合5位」でゴール



2014年1月3日(金)、第90回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)復路が開催され、本学は復路6位(復路タイム:5時間33分49秒)、総合5位(総合タイム:11時間8分53秒)の成績でゴールしました。
なお、「総合5位」は、第88回に続き2回目、本学最高順位タイの成績です。また、今回、シード権を獲得したことにより、2014年10月開催「第26回出雲大学選抜駅伝大会」への出場権が与えられました。

トップがスタートしてから7分51秒後、箱根・芦ノ湖からはじまった復路109.9キロの戦いに、本学は4年生2名、3年生1名、2年生3名、5名のうち4名が、箱根駅伝経験者という布陣で臨みました。

「山下りの6区(20.8km)」を走るのは、バネが強く、本学の中では山下りの特性があると原晋監督が判断した村井駿選手(理工学部2年)です。村井選手は、初めての箱根駅伝、しかも今大会が学生三大駅伝デビュー戦という緊張からなのか、初の山下りにもペースがあがらず、我慢の走りに。順位を1つさげ、6位で7区の選手にタスキをつなぎました。

コース起伏が少ないものの全10区間中、最も気象の変化が激しい7区(21.3km)を任されたのは、本学の駅伝には欠かすことのできない小椋裕介選手(社会情報学部2年)です。1年生の時から本学が出場している全ての駅伝に出場し、昨年も同区間を走った小椋選手は、前回の箱根駅伝から課題とされていた「単独走」を克服し、区間賞とは10秒差の区間2位の力走を披露。6区でわずか5秒差だった7位との差も2分20秒に広げ、6位で平塚中継所(8区)にタスキを手渡しました。

前半は海風にさらされ、後半は坂が続く8区(21.5km)を委ねられたのは、一昨年も同区間を走り、堅実な走りをする井上尚樹主将(総合文化政策学部4年)です。駅伝に対して人一倍強い情熱を持ち、今シーズン、主将としてもチームをまとめてきた井上選手は、最後の箱根路を安定感のある走りで駆け抜け、6位をキープ。後続との差も3分24秒に広げ、戸塚中継所(9区)にタスキを運びました。

復路のエース区間である9区(23.2km)を任されたのは、単独走に強い藤川拓也選手(国際政治経済学部3年)です。昨年、初出場した箱根駅伝で満足のいく走りができなかった悔しさをバネに、今シーズン、質の高い練習を積み、5000mと10000mで青学記録を更新するほどの力をつけた藤川選手は、前を走る選手が見えない中でも守りに入ることなく、攻めの走りをつらぬき、8区を終えた時点で後続との差を5分7秒にまで広げ、さらに2分37秒あった5位との差を26秒差まで縮め、区間3位の快走で10区のアンカーにタスキを渡しました。

全長217.9㎞を締めくくるアンカーの10区(23.1km)を託されたのは、才能と実力を備えながらも故障に苦しめられ、4年間を通じてなかなか満足のいく走りができなかった竹内一輝選手(文学部4年)です。竹内選手にとっては、最後となる箱根駅伝。今大会にかける思いが殊のほか強かった竹内選手は、レースの途中で足がつるというアクシデントに見舞われながらも、終盤、気迫の走りで前のランナーを抜き去り、本学史上タイの成績となる「5位」で仲間たちが待つ大手町のフィニッシュ地点に戻ってきました。

7区以降レースを立て直し、前を走るチームが見えなくても、あきらめることなく前を追いつづけ、最終区で順位をひとつあげてレースを終えたことは、来年につながる結果を残したといえましょう。
今後、陸上競技部(長距離ブロック)のさらなる飛躍が期待されます。

2日間にわたって沿道に出向いて応援してくださった方々、テレビやラジオの前で応援してくださった方々に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

*** 原晋監督のコメント ***
想定どおりの結果ではあるが、今回の「総合5位」は、第88回大会時の「総合5位」とは内容が違うと実感している。前々回の大会は、まぐれでとれた感もあった。しかし今大会は、6区終了時点で下位争いに巻き込まれそうになったのにもかかわらず、7区以降、復路のレースの流れを自力で引き戻すことができた。
また、これまでであれば6位という順位に満足し、守りの走りでそのままゴールしていたであろう。しかし今回は、選手たちが、あきらめず、ひとつでも上の順位を目指して攻めの走りをしたことに成長の跡がみえる。
今後は、選手たちに「もうシード権を目指して戦うチームではない」という意識改革をうながし、次回大会に向けては早くから「山上り」「山下り」対策をして、総合3位以内を目標にこれからの1年を過ごしていきたい。

「総合5位」でゴールテープを切った竹内 一輝選手

6区 村井 駿選手

7区 小椋 裕介選手

8区 井上 尚樹選手

9区 藤川 拓也選手

10区 竹内 一輝選手

※2014年1月17日、写真を差し替えました。

【復路結果および総合成績 】 
区間 選手氏名 上段:区間記録(区間順位)/
下段:復路総合記録
上段:往路からの総合記録/
下段:往路からの総合順位
6区(20.8km)
箱根~小田原
村井 駿
1時間1分41秒(18位)
1時間1分41秒
6時間36分45秒
6位
7区(21.3km)
小田原~平塚
小椋 裕介 1時間3分37秒(2位)
2時間5分18秒
7時間40分22秒
6位
8区(21.5km)
平塚~戸塚
井上 尚樹 1時間6分36秒(10位)
3時間11分54秒
8時間46分58秒
6位
9区(23.2km)
戸塚~鶴見
藤川 拓也 1時間9分23秒(3位)
4時間21分17秒
9時間56分21秒
6位
10区(23.1km)
鶴見~大手町
竹内 一輝 1時間12分32秒(17位)
5時間33分49秒
11時間8分53秒
5位

(関連情報)

2014.01.03