「第93回 東京箱根間往復大学駅伝競走」往路優勝(3年連続3回目)



1月2日(月・祝)に開催された第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)往路において、本学チームは、5時間33分45秒でタスキをつなぎ、一昨年、昨年に引き続いて、3年連続3回目の往路優勝を飾りました。

午前8:00、気温5℃の寒空のもと、大手町(読売新聞東京本社前)から5区間にわたってはじまる107.5キロの戦いに、本学は、4年生2名、3年生1名、2年生2名、5名のうち3名が箱根駅伝初出場というフレッシュなメンバーで臨みました。

レースの行方を決めるため、出遅れの許されない重要区間として各校がエース級のランナーを送りこんだ1区(21.3km)に起用されたのは、スピードと粘りを兼ね備えた梶谷瑠哉選手(教育人間科学部2年)です。期待される役割を果たす安定感を持ち、1年生の時からその力を評価されながらも故障が続き、今回のレースが三大駅伝デビュー戦となった梶谷選手ですが、レースが進むにつれ、トップ集団の人数が絞られていくサバイバルレースにもかかわらず最後まで先頭集団の中でレースを展開。残り1㎞をきってからの競り合いで先頭から4秒の遅れをとったものの、トップから僅差の4位で2区にタスキを渡しました。

各校のエースの選手が集い、「花の2区(23.1km)」と称される区間を託されたのは、本学の大エースで、学生長距離界を代表する選手でもある一色恭志選手(経営学部4年)です。これまで本学が出場してきたすべての駅伝に出場し、今大会を学生駅伝の集大成の大会と位置づけていた一色選手ですが、本来の調子ではなく、一色選手自身にとっては耐えるレースに。しかしながら、最上級生としての意地とこれまで質の高い練習を積み重ねてきた努力の結果から、調子があがらない中でも堅実にレースをまとめ、区間3位の好走で、先頭がみえる38秒差の2位で3区にタスキを託しました。

以前は「つなぎの区間」とされていましたが、近年は各校が戦略的にエース級の選手を配置し、重要区間となりつつある3区(21.4km)に起用されたのは、走りに対する抜群のセンスを持ち、原晋監督が今大会、往路のキーマンに指名した秋山雄飛選手(国際政治経済学部4年)です。昨年の大会で区間賞を獲る成長をみせたものの、今シーズン、春先から調子を崩し、駅伝シーズンに入ってようやく調子を取り戻した秋山選手は、レース開始直後から昨大会も走っているコースを快調なペースで駆け抜け、13km過ぎでトップに追いついて先頭に立つと、徐々にその差を広げ、平塚中継所では、後続に1分22秒差をつけ、首位で4区にタスキをリレー。昨年に引き続き、2年連続で区間賞を獲得しました。

今大会からコース変更により走行距離が延び、各校が準エース区間と位置付けた4区(20.9km)に出走したのは、長距離を走る天性の素質を持ちながらも故障に悩まされ、これまでその力をなかなか発揮できなかった森田歩希選手(社会情報学部2年)です。大学入学後、故障が続いても三大駅伝を走りたいという目標を持ち続け、コツコツと地道に体幹トレーニングに取り組み、精神的にも肉体的にも強くなった森田選手は、前半は体力を温存し、後半から徐々にペースをあげていく冷静なレース運びで、距離が延びた同区間を攻略。区間2位の手堅い走りでトップを守り、後続との差を1分29秒差に広げ、最終区の5区の選手にタスキを託しました。

今大会から距離が短縮されたといっても、過酷な区間であることにはかわりない「山上りの5区(20.8km)」を託されたのは、ロードに強く、山登りもこなせると原監督が判断した貞永隆佑選手(文学部3年)です。貞永選手は、三大駅伝初出場の緊張の中、また昨年まで5区を走った神野大地選手(2016年3月卒業)と比較され、プレッシャーがかかる中でも落ち着いたレース運びで高低差800メートル以上の過酷な区間を我慢強く走り切り、ゴールから残り3㎞で差を詰められたものの、後続に33秒差をつけて3年連続となる往路優勝のフィニッシュテープを切りました。

明日は、復路109.6キロが行われます。3年連続となる総合優勝に向けて、本学チームの健闘が期待されます。

本日、沿道に出向いて応援してくださった皆さま、テレビやラジオの前で応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
皆さまからの声援が、走っている選手たちに元気と力をもたらしますので、明日も引き続き、応援のほど、お願い申し上げます。

*** 原晋監督のコメント ***
多くのご声援、ありがとうございました。
1区の梶谷選手が好位置で2区の一色選手にタスキをリレーし、一色選手も本調子でない中でも、手堅い走りでトップが見える位置で3区の秋山選手にタスキをつないでくれた。秋山選手が、流れをつくることができるか否かが唯一の不安要素だったが、本当によく踏ん張っていい流れをつくってくれたと思う。4区の森田選手、5区の貞永選手は、箱根駅伝初出場ながらも堅実にレースをまとめてくれたと思う。
後続とは33秒差なので安心はできないが、復路も強いランナーをそろえているので、優勝を狙っていきたい。
明日も引き続きの応援をお願い申し上げます。

1区 梶谷 瑠哉選手

2区 一色 恭志選手

3区 秋山 雄飛選手

4区 森田 歩希選手

5区 貞永 隆佑選手

3年連続で往路優勝のゴールテープを切った貞永隆佑選手

【往路結果および総合成績 】 
区間 選手名 上段:区間タイム(区間順位)
下段:総合タイム
通過順位
1区(21.3km)
大手町~鶴見
梶谷 瑠哉
(かじたに りゅうや)
1時間04分00秒(4位)
1時間04分00秒
4位
2区(23.1km)
鶴見~戸塚
一色 恭志
(いっしき ただし)
1時間07分56秒(3位)
2時間11分56秒
2位
3区(21.4km)
戸塚~平塚
秋山 雄飛
(あきやま ゆうひ)
1時間03分03秒(1位)
3時間14分59秒
1位
4区(20.9km)
平塚~小田原
森田 歩希
(もりた ほまれ)
1時間03分43秒(2位)
4時間18分42秒
1位
5区(20.8km)
小田原~箱根
貞永 隆佑
(さだなが りゅうすけ)
1時間15分03秒(8位)
5時間33分45秒
1位

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2017.01.02