「平成22年度 (第9回)学生起業家選手権」にて、本学の2チームが「優秀賞」、1チームが「奨励賞」を受賞しました


2011年2月6日に行われた「平成22年度(第9回)学生起業家選手権」において、法学部3年の趙珉技(ジョーミンギ)さんと筒井宏次さんのチーム(筒井さん、根来勇人さん、村井祐介さん、渡邊悠太さん、いずれも国際マネジメント研究科2年)が「優秀賞」を、小福田依里さんのチーム(国際政治経済学部4年の小福田さん、国際政治経済学部3年(現在、同学部4年)の嶌津遼平さん、大野由布子さん、千葉友希さん)が、「奨励賞」を受賞しました(学年はいずれも当時)。

この「学生起業家選手権」は、東京都および財団法人東京都中小企業振興公社が主催するビジネスプランコンテストで、起業家マインドの醸成および学生発の優れたベンチャー企業の輩出を支援することを目的に実施されています。今年度は225チームがエントリーし、書類審査やプレゼンテーション形式の審査を経て9チームが決勝大会に進出し、審査の結果、本学の学生が、「優秀賞」と「奨励賞」に選出されました。

趙珉技さんは、「Mediconsul」、筒井宏次さんのチームは、「グルーミングペットサロン」、小福田依里さんのチームは、「痛レン ~痛車専用レンタカー会社~ 」というビジネスプランを提示しました。

趙さんと筒井さんらのビジネスプランは、プレゼンテーションがわかりやすかったことやビジネスプランとしての実現性が高いことも含め、総合的な評価の結果、上限で3件のプランに与えられる「優秀賞」を受賞しました。また、小福田さんらのプランも優秀賞には及ばなかったものの、発想の面白さや実現の可能性の高いビジネスプランであることが評価され、「奨励賞」を受賞しました。

今後、「優秀賞」を受賞した趙さんと筒井さんには、実際の起業に向け、東京都中小企業振興公社から様々な支援(弁理士等への起業の相談、東京起業塾への参加等)が受けられる予定です。

なお、各ビジネスプランの概要は、以下のとおりです。

【 趙珉技さんのビジネスプランの概要 】
国際間に存在する高度医療の格差に着目し、患者に最も適した医療を提供する為のビジネスプランを提示しました。具体的には、先進医療の導入が早い韓国の医療機関に、先進医療の導入が比較的遅い日本の患者を誘致することを骨子とするビジネスプランです。趙さんは、韓国医療機関の日本への広報業務を請負い、また韓国医療機関への日本人患者誘致の手数料を収益とするビジネスモデルを提案。日本で承認されていない治療方法を望む日本の患者と新たな患者獲得を希望する韓国医療機関、双方にとって有益となる事業プランを示しました。事業の展開として、中国やロシアなどの周辺諸国も新規市場として開拓することを提示しています。

【 筒井宏次さんらのビジネスプランの概要 】
ペットの身だしなみを整える「Glooming(毛づくろい)」サービスを安価で提供するビジネスプランを提示しました。筒井さんらは、現在、ペットサロンでトリミング(ペットの毛のカット等)を行う際、予約が必要で時間も長く、なおかつ高い料金という状況を踏まえ、トリミングをいくつかのケースにパターン化し、効率化をはかることによって、「安い、早い、便利(予約無)で安心」のサービスを実現することを提案。多店舗展開することによって、収支を成りたたせる案を示しました。

【 小福田依里さんらのビジネスプランの概要 】
「痛車(いたしゃ:漫画、アニメ等に関連するキャラクターのステッカーを貼ったり、塗装を行った車)」のレンタルサービスを行うビジネスプランを提案しました。特にアニメ好きの人が好み、ここ数年、急激に増えてきている「痛車」は、「製作に多額の予算が必要になる」「外装の維持が大変」「通勤車やファミリーカーとして使いづらい」「いたずらされる」等の理由から、乗りたくても乗れない人が多い状況です。そのため、小福田さんらは、価格の安い中古車を利用し、「レンタカー」というサービス形態をとることによって、収益モデルを示し、多くの人が「痛車」を手ごろな価格で気軽に利用できるようなプランを提示しました。
(参考)
平成22年度 (第9回)学生起業家選手権サイトはこちら