第5回「全日本ジュニア短歌大会」で文学部日本文学科日置俊次ゼミの学生14名の作品が中根誠賞(選者賞)等に入賞


第5回「全日本ジュニア短歌大会」(主催:日本歌人クラブ、後援:文化庁・毎日新聞社)高校・大学生の部において、文学部日本文学科日置俊次ゼミの落合千春さん(4年)他14名の本学学生が、下記のとおり入賞しました。

日置ゼミでは、本大会をはじめとし、さまざまな短歌コンクールにおいて入賞者を輩出しています。

「全日本ジュニア短歌大会」は、ジュニア短歌の育成を目的として開催される大会で、第5回は、高校・大学生の部において3,154作品の応募がありました。

2011年9月17日(土)、明治神宮参集殿において、表彰式が行われました。
中根 誠賞 落合 千春さん (日本文学科4年)
傷跡の残る机に手を触れて少年のころの父に出会った
秀作賞 大久保 勇輝さん (日本文学科4年)
好きな子におんぼろ傘を渡す時「んっ」しか言えない男心は
秀作賞 陶山 華子さん (文学部日本文学科3年)
どうしてもあなたと机つけたくて教科書忘れる春のはじまり
秀作賞 古屋 友莉さん (日本文学科3年)
窓際へそれぞれの母の手づくりの弁当持って寄せあう机
秀作賞 茂木 香奈枝さん (日本文学科3年)
梅雨の日の帰りの電車に忘れられた赤い傘から雫が垂れる
秀作賞 斯波 希さん (日本文学科3年)
「こうもり」と洋傘を呼ぶ曾祖母の明るい笑顔雨いまあがる
優良賞 飯島 真郁さん (日本文学科4年)
眼鏡とりゆがんだ世界に立ち返る見えないことにすこし安堵す
優良賞 七澤 久実子さん (日本文学科4年)
傘のなか君の隣にいられるなら嫌いな雨も好きになるかも
優良賞 保高 亜紀さん (日本文学科4年)
君が持つ大きな傘に隠れたら信号待ちでキスをねだろう
優良賞 森 明さん (日本文学科4年)
ほうき型に壊れた傘はうっとりと魔女と空飛ぶ夢を見ている
優良賞 小林 光大さん (日本文学科3年)
母親の帳簿を照らす机の灯夜更けに帰るわれを戒む
優良賞 新沼 唯さん (日本文学部3年)
起きてたと言い張る君の額には机の跡がくっきり残る
奨励賞 伊藤 あゆなさん (日本文学科3年)
「忘れたい」と「大好き」を石に乗せ投げるしぶきと涙がまじる多摩川
奨励賞 玉井 竜太さん (日本文学部4年)
傘一本たずさえて待つ人を見てさびしくなりぬ水無月の夜
中根誠賞を受賞した落合 千春さん
秀作賞を受賞した大久保 勇輝さん
秀作賞を受賞した斯波 希さん