浅野裕俊助手(理工学部電気電子工学科)が、「第12回日本感性工学会優秀発表賞」を受賞


浅野裕俊助手(理工学部電気電子工学科・井出英人研究室所属)が、2011年9月3日(日)工学院大学で開催された「第13回日本感性工学会大会」において、「第12回日本感性工学会優秀発表賞」を受賞しました。

この賞は、前年度の同大会で、優れた発表を行った若手研究者におくられるもので、第12回大会では382件の発表のうち、17件に「優秀発表賞」が授与されました。

受賞した研究発表は「安全運転支援を目的とした生体情報による運転者の状態検出」です。

この研究は、運転者の一過性の眠気に起因して起きる交通事故を軽減するため、運転者の脳活動状態から眠気を評価する手法について述べたものです。具体的には,擬似運転課題遂行(シミュレーションでの疑似運転体験)時において、近赤外分光法*により計測した酸素化ヘモグロビン濃度の変化量と顔表情評価値(顔表情をCCDカメラ**で撮影し計測したもの)との関係性を分析することで、生体情報から運転者の眠気レベルを客観的に評価しました。この評価技術をさらに向上させることで、一過性の眠気による交通事故の軽減が期待されます。

浅野助手の発表は、発表内容が優れていたことやプレセンテーションのわかりやすさ等が評価され「優秀発表賞」に値すると認められました。
* 近赤外分光法とは ・・・ 測定対象に近赤外線を照射し、吸収された度合い(吸光度)の変化によって成分を算出するものです。
** CCDカメラ ・・・ 撮像管の代わりに半導体で作られた小さい板状の光電変換受像素子を用いたカメラ。
優秀発表賞授賞式にて