阿部達也准教授(国際政治経済学部)が「第44回安達峰一郎記念賞」を受賞


阿部達也准教授(国際政治経済学部)が「第44回安達峰一郎記念賞」を受賞しました。
この賞は、財団法人安達峰一郎記念財団*より、国際法に関する優れた著書・論文を執筆した若手研究者(概ね45歳以下)に対して与えられるものです。

受賞の対象となった著書は『大量破壊兵器と国際法』(東信堂、2011年)です。
今日の国際社会では、大量破壊兵器の使用や拡散の脅威にどのように対処するかが喫緊の課題となっています。阿部准教授は、大量破壊兵器の規律・規制が国家と国際監視機関の間で展開される複雑かつ多様な「協働」を通じて前進している様子を詳細に分析し、国際法が無力であると捉えられがちな分野においても現実には着実に肯定的な機能を果たしていることを明らかにしました。本書によって提示された「協働の国際法」は、実践において現われつつある国際法の新たな発展の段階を理論の観点から再構築する試みといえます。

阿部准教授の著書は、綿密な分析に基づく時宜を得た意欲的な研究であるとして「第44回安達峰一郎記念賞」に値する優れた業績と認められました。

なお、2011年10月28日(金)、ホテルグランドパレス(東京都千代田区)において授賞式が行われました。
安達峰一郎記念財団
明治中期から昭和初期にかけて外交官または常設国際司法裁判所長として世界平和のために貢献した安達峰一郎の遺業を後世に伝えるとともに、有為の国際的人材を養成することを目的として、1960(昭和35)年に創立された財団です。1965(昭和40)年に「安達峰一郎記念奨学金」制度を設立し、1968(昭和43)年には安達峰一郎生誕100年記念して国際法に関する優れた研究業績に対する「安達峰一郎記念賞」を発足させ、毎年選考を行っています。
表彰状と記念のメダル
阿部達也准教授の著書『大量破壊兵器と国際法』