メインコンテンツへ

オランダで開催された無機薄膜に関する国際会議(ICCG-7)で、久保慶幸さん(2008.3月 理院前期課程修了)の研究成果がPoster Awardの1st Prize を受賞しました

6月16~6月20日に、オランダのアイントホーベン市で、無機薄膜に関する国際会議(ICCG-7)が開催されました。EUを中心として世界中から500名を越える研究者が参加し、5日間にわたり研究発表並びに討論会が開催されました。現在、EUではドイツを中心として革新的な環境技術とそれを支える様々な基礎科学に関する関心が高く、大学、公的研究期間、企業において精力的な研究開発が行われています。青山学院大学大学院からは理工学研究科機能物質創成コース(重里研究室)の大学院生の研究成果を3件講演しました。その中から久保慶幸さんの修士論文をまとめたポスターが、参加した研究者全員の投票結果によりPoster Awardの1st Prize を受賞しました。

この研究は、特殊なプラズマ(電離気体)を用いたホロカソードガスフロースパッタ法による光触媒の合成方法に関するもので、環境浄化に大きな威力を発揮できる高性能な光触媒の超高速合成法を確立しました。EUの多くの研究者達から圧倒的な支持を得ることができたのは、環境技術として実用化され、現実的に大きな役割を果たせる可能性がある基盤技術として高く評価されたためだと考えられます。また、光触媒の複雑な反応機構を解明するための突破口になりうるとの評価もいただきました。

環境技術の進展は、地球全体をとりまく必要不可欠なグローバルな課題として、最も重要な技術の一つであると世界中で認識されてきています。機能物質創成コースでは大学院生達が中心となり、このような課題に真っ正面から取り組むとともに、エネルギーの高効率化など環境問題に大きな役割を果たすことのできる新しい固体材料の探索や新規合成方法の確立のための研究を精力的に行っています。
 

ICCG 会議風景


左から2人目が久保慶幸さん
ページトップへ