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秋光純理工学部教授のグループが、高エネルギー加速器研究機構・総合研究大学院大学のグループと共同で、新しい超伝導現象の仕組みを明らかにしました

理工学部秋光純教授、岡部博孝研究員(青山学院大学研究支援者)のグループが、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所・総合研究大学院大学のミュオン物性研究グループと共同で、鉄系高温超伝導物質のホール(正孔)対形成の仕組みを解明しました。
共同グループはミュオン・スピン回転法(µSR)と呼ばれる分析手法を用い、(Ba0.9K0.1)Fe2As2、および(Ba0.6K0.4)Fe2As2の磁気的な性質、超伝導の性質を調べました。その結果、(Ba1-xKx) Fe2As2の超伝導状態において、異常に強いホール間の対形成相互作用が働いていることが明らかになり、また定性的な類似性がよく指摘される銅酸化物の超伝導とは明らかに仕組みが異なることが明確になりました。これらの成果は、Fe2As2層が担う超伝導現象の機構解明において、大きな前進をもたらすものと言えます。
この結果は、日本物理学会発行の英文学術誌Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)の2009年2月号に掲載され,同月号のeditor's choice(編集委員会が特に優れたと認めた論文)に選ばれました。


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