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理工学研究科博士前期課程2年加藤祐樹さんが、自動車技術会の派遣学生として、国際会議「FISITA 2010 World Automotive Congress - student congress」に参加します

理工学研究科博士前期課程2年の加藤祐樹さん(機械創造コース 林光一研究室)が、自動車技術会(JSAE)の派遣学生として、2010年5月30日(日)から6月4日(金)にブダペストで開催される国際会議「FISITA 2010 World Automotive Congress - student congress」に参加します。この会議は、32ヶ国の団体が加盟する国際自動車技術会連盟(FISITA)が主催するもので、1947年に第1回がパリで開催されてから、自動車技術に関する最も歴史のある国際会議として、2年に1度世界各国で開催され、毎回多くの研究発表がなされています。

本会と並行して、世界各国から自動車技術に関連する研究を行っている学生が一堂に会して交流を深めるstudent congressが催されます。加藤さんは今回、日本の自動車技術会(JSAE)による日本代表学生としての推薦枠に応募し、20名の応募の中から選考の結果、選ばれた4名のうちの1人として参加が認められました。

今回の「FISITA 2010 World Automotive Congress」は”Automobiles and Sustainable Mobility * ”を統一テーマとして開催される予定ですが、加藤さんの所属する林光一研究室では、全く新しい超低公害・環境対応車のコンセプトの提案を目指し、1998年から2002年まで液体窒素自動車の研究、そして2003年から2005年まで圧縮空気自動車の研究を行ってきました。2005年までの研究では圧縮空気自動車の動力性能の低さを克服するに至りませんでしたが、電気や回生システム、トランスミッションによる最適制御を構築することで、根本的にこれらの弱点を解決する道を探ってきました。その結果、数値シミュレーションにおいて一定の成果が確認できたため、今回の会議でその概要を発表する予定です。

林光一研究室で設計中の圧縮空気自動車のイメージ
* Sustainable Mobility[サステイナブル・モビリティ]とは、将来的な地球環境や乗り手の安全を考慮しながら次の世代への更なる発展を追求し続けるという意味合いです。かつて自動車は性能の高さや豪華さを競いながら進化してきましたが、近年、環境破壊を引き起こす大きな原因としても認識されるようになってきました。そこで、自動車が引き起こす様々な問題を低減しながらも自動車の進化を追求するために、環境対応技術の向上やエコカーの実用化が推進されてきています。今回のテーマは、そのような現況を認識し、その発展に寄与するために設定されました。
FISITA 2010 World Automotive Congress 公式ウェブサイト(英語)
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