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組織的な大学院教育推進プログラム
学際性を備えた実践的科学者・技術者の育成

プログラム概要

理工学研究科では、教育研究上の目的を、「キリスト教の精神に基づいた本学の行う教育基盤に立って人格を陶冶し、専門の学術の教授・訓練を通して精深な学識と研究能力を養うとともに、堅実な社会人として国際的にリーダーシップを発揮し、『地の塩、世の光』として文化の発展・創生に寄与し得る人物の養成」としており、1専攻8コース・2プログラム制で運営している。
また、博士前期課程においては、従来の専門フロンティアプログラム(高度な研究と応用を担う人材の育成を目的)に加えて複合フロンティアプログラム(科学技術を広い視野に立って正しく評価し、社会に発信できる人材の育成を目的)の2種類の教育プログラムを設けている。
本プログラムは、そのような教育体制を背景として、「実践応用力強化プログラム」、「国際性教育プログラム」を設け、その体制を全面的に支援するためのe-Learningと「大学院アクティブポータルサイト」の開発を図るものである。

代表者:理工学研究科教授 林 光一

プログラム概要図

プログラム実施報告

理工学研究科は、すでに1専攻多コース制を採用することにより、専門間の垣根を低くして学際的に勉学することを容易にし、広い視野を持った学生を育てられる環境を提供している。本プロジェクトは、このような特色ある教育環境を生かしながら、学際性を備え、実践力を身につけさせるために「実践応用力強化プログラム」を、国際社会の中で自らの考えを説明し、相互の理解が得られるようなコミュニケーション能力を涵養する「国際性教育プログラム」を実施してきた。そしてこのプログラムを円滑に実施するための環境を作るために「大学院アクティブポータルサイトの開発」をおこなってきた。
「実践応用力強化プログラム」では、「実践応用力強化プログラム・インターンシップ」「学生主導による講演会・研究プロジェクト」「分析機器マスタープログラム」「実践応用力強化プログラムにおける新設科目」の4プログラムが実施され、学生は他コースの学生と協同で研究やプログラムの企画・運営などに取り組んだ。また、企業等他機関でのインターンシップ制度の導入や問題解決演習・研究開発特論など新たな科目が新設され、組織的経常的な教育体制が構築された。
「国際性教育プログラム」では、e-ラーニング教材の開発を行いオーダーメード的な語学教育体系を構築し、合わせて学生の短期海外研修(海外インターンシップ等)による国際交流制度を立ち上げ充実させて、実践的英語力強化の教育をおこなってきた。
そして、それらを支えるべく「大学院アクティブポータルサイトの開発」が重要な役割を果たした。

プログラム成果

本取組で実現された新設科目の設置、国外交流の展開、そして学生主導による教育参画は、大学院教育の実質化を進めるにおいて大変有意義なものであると確証できる。ただし、その成果については、外部評価委員会又は内部評価委員会の評価に基づいて判断される必要がある。
この3年間の取組により、今後の理工学研究科の教育に意義ある成果を残せるよう、とくに最終年度の外部評価委員会(2010年11月27日(土))において各委員から指摘されたことは十分に分析し、受入れることとしている。その際の講評は、概ね以下のような内容であった。

  1. 前回の外部評価委員会以降、指摘された改善点については検討を重ねて、進化している。
  2. 学生がこの取組内容に進んで参画する方法の検討が、引き続き期待される。
  3. プログラムの成果として、「学生からの目」をどのように取り入れるのかが必要かと思われる。
  4. この種のプロジェクトの重要性を社会への発信し、それに付随して国等の行政への理解に繋がることが期待される。
  5. 上記を総じて、産学一体となって「学生をつくる」ことが肝要だと思われる。

今後もこれら指摘を念頭に入れ、「学際性を備えた実践的科学者・技術者の育成」の実現のために、(1)「実践応用力強化プログラム」(高度な学術研究を自立的に計画・遂行する能力、学術研究を実務に応用する能力の育成)、(2)「国際性教育プログラム」(英語によるプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力、広い視野や高い倫理観に基づく判断力と専門応用能力の育成)、(3)「大学院アクティブポータルサイト」(既存の複合フロンティアプログラムを含めた研究科全体を支援)の開発を図ることになる。

なお、具体的な取組内容は、以下のサイトもご確認ください。

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