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たしなみとしてのデータ解析~データをみる眼と心を養う~

元山 斉 [Motoyama Hitoshi]

元山 斉 [Motoyama Hitoshi]

たしなみとしてのデータ解析~データをみる眼と心を養う~

第1回 2020/5/9(土)
経済学部経済学科 教授
元山 斉[Motoyama Hitoshi]

近年、コンピュータの性能とIT技術を背景に収集が可能となった、ビッグデータとよばれる
大規模かつ広範囲から収集されたデータの解析が注目されはじめ、それらの技術や解析結果が我々の身の回りの生活を劇的に変えはじめている。
また、企業のデータを解析し経営に助言を与えるデータサイエンティストは「最も魅力的な職業」と言われ注目を集めている。

データサイエンスやその基礎にある統計学では、しばしばコンピュータに基づいた高度な技術的な側面が注目されることが多いが、その基礎にあるのはデータ生成のメカニズムについての理解と、データの情報をまとめ上げるための記述・分析手法である。
また、そのようなデータが作り上げられる背景についての理解なくしては、データから導き出された結果を正しく評価することはできない。

第一回の講義では、データ解析の考え方の初歩を紹介し、データの背後にある構造について目を向け、俗に言う「統計のウソ」に惑わされないためのリテラシーを身に着けるとともに、グラフや平均などのデータを記述する手法がどのような考え方で作られ、どのような場合に有効であるかについて紹介を行いたいと思う。

講義では、統計検定(一般財団法人統計質保証推進協会)2級、3級から簡単な問題を取り上げ、受講生の皆様と一緒に考えたいと思っている。

プロフィール

青山学院大学経済学部経済学科 教授
元山 斉 [Motoyama Hitoshi]


一橋大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)。青山学院大学経済学部助手、一橋大学経済学研究科特任講師、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構新領域融合研究センター(統計数理研究所)融合プロジェクト特任研究員、信州大学経済学部講師、青山学院大学経済学部准教授を経て、現在青山学院大学経済学部教授。専門分野は、統計学・計量経済学。