TOP

THE PAGE YOU ARE VIEWING

日米同盟の歴史、戦略、課題

土山 實男[Jitsuo Tuchiyama]

土山 實男[Jitsuo Tuchiyama]

日米同盟の歴史、戦略、課題

第2回 2019/9/21(土)

米ソ冷戦が終わった時、冷戦同盟として生まれた北大西洋条約機構NATOや日米同盟もいずれ終焉すると言われたが、そういう予想に反してNATOも日米同盟も終わらなかったばかりでなく、むしろ役割を拡大した。なぜそうなのか。
 この講演では日米同盟に焦点をおいて、そもそもなぜ日米安全保障条約ができ、どのように発展して来たのか、その歴史をまず概観したい。そのうえで、この同盟に対する日米の戦略目的がどこにあるのかについて話したあと、冷戦終結、湾岸戦争、9.11、イラク戦争、中国の台頭、北朝鮮、そしてトランプ政権スタート後の国際秩序の動揺などの問題や外交危機に際して、日米同盟がどう対処し、そして、現在どういう問題や課題を抱えているのかについて考えたい。
 前もって特段の知識は要りませんが、ここに書いた日米同盟についての問題意識をある程度共有してもらうことが必要です。

プロフィール

青山学院大学 名誉教授
土山 實男[Jitsuo Tuchiyama]

1973年青山学院大学法学部卒。ジョージ・ワシントン大学エリオットスクール国際関係大学院、メリーランド州立大学大学院修了(博士号取得)。国際政治学・安全保障専攻。
 1984年から青山学院大学国際政治経済学部に勤務し、1993年から2019年まで同学部教授。現在、青山学院大学名誉教授。この間、ハーバード大学J.M.オーリン戦略研究所客員研究員、青山学院大学国際政治経済学部長、青山学院大学副学長をつとめた。2018年から国際安全保障学会会長。
 著書に『安全保障の国際政治学——焦りと傲り(第二版)』(有斐閣、2014年)、『グローバル・ガヴァナンス——政府なき統治』(共編、東京大学出版会、2001年)、『Japan in International Politics 』(共編、Lynne Rienner, 2007)、『Institutionalizing Northeast Asia』(共編、United Nations University Press, 2008)、『日米同盟再考』(監修、亜紀書房、2010年)などがある。