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グローバルな視座から「共生社会」を考える

青山学院大学 地球社会共生学部教授 会田 弘継

青山学院大学
地球社会共生学部教授
会田 弘継 [Hirotsugu Aida]

メディアを通じての世界理解と共生

第5回 2016/7/30(土)

われわれは世界のあらゆる出来事の現場に同時に存在することはできません。したがって、五感の及ぶ範囲外での出来事は、音としての言葉や書かれた文字、あるいは画像などを通じて理解することになります。つまり、われわれを取り囲む世界を知るにはそうした媒体(メディア)を通じるほかないわけです。そこにどのような問題が生じるかを理解しておかないと、不必要な摩擦・対立が生じかねません。

一方で、言語・文字を共有する集団は民族国家の基礎となります。共有する言語で共同の幻想をつむぐことで民族国家が形成されます。その基礎になるのは新聞TVなどメディアが伝える「大きな物語」です。同じ物語を共有する集団は他の同様の集団と対立しがちです。こうした問題をどう克服して共生の世界を築くことができるのか。講義を通じてそうした問題を考えていきます。

プロフィール

青山学院大学 地球社会共生学部教授
会田 弘継 [Hirotsugu Aida]

ジャーナリスト、青山学院大学地球共生学部教授。関西大学客員教授、米論壇誌The American Interest編集委員、公益財団法人アメリカ研究振興会理事、同志社大学一神教学際研究センター・リサーチアソシエイト。
1976年、共同通信社に入社。神戸支局、大阪社会部、外信部、ワシントン特派員、ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、一般社団法人共同通信社論説委員長、特別編集委員、公益社団法人日本記者クラブ理事を歴任した。2010年度トヨタ財団研究助成プログラム選考委員長。
著書に『追跡・アメリカの思想家たち』(新潮選書)『戦争をはじめるのは誰か』など。訳書にフランシス・フクヤマ著『政治の起源』など。

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