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青山学院大学<br>社会情報学部助教 <br> 髙村 正志[TAKAMURA, Masashi]

青山学院大学
社会情報学部助教
髙村 正志[TAKAMURA, Masashi]

数学と知

第5回 2019/11/9(土)

青山学院大学 社会情報学部 助教 髙村 正志

 この講義では、スポーツ競技と数学について話します。球技について考えてみましょう。ボールを遠くに投げる、ボールを目的の位置に投げる。物を放り投げると、、、放物線が関係してきます。聞き覚えがあると思いますが、中学3年生・高校1年生で習う二次関数のグラフが放物線です。さらに、高校物理で物体の運動について学びます。呪文の様に覚えた公式の中にも二次関数が出てきます。こうして考えると、数学を学ぶことによって、競技能力の向上が期待できます。また、オリンピックの聖火採火式では、放物面が利用されています。放物線の性質が、ある時には物を投げるのに使われ、ある時には採火に使われています。これは、同じものを別々の視点から見ているのか、あるいは、ある視点から別々のものを見ているのか、どちらでしょうか。本講義では、数学のある概念がいつ発見されたのか、また、数学を学ぶことによって、競技能力が向上するかについて、事例を元に考えていきたいと思います。

プロフィール

青山学院大学 社会情報学部 助教
髙村 正志[TAKAMURA, Masashi]


中央大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程後期課程修了。専門分野は微分位相幾何学。