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「青学に入学して良かったと感じること」をテーマとした「2017年度Happyくらす作品コンクール」審査結果について

2017年11月2日
全学FD委員会
委員長 田中 正郎

学生の皆さんの青山学院大学(青学)での学びは、日々の授業や課外活動だけでなく、夏期・春期休暇期間中の短期研修や留学、新入生キャンプやインターンシップ等、様々な場所で行われます。そのたくさんの学びの中で感じた自身の成長や発見、感動など「青学に入学して良かった」と思った経験を作品にして、多くのご応募をいただきました。
本年度は、学生FDスタッフによって選考が行われ下記のとおり、優秀賞2作品、佳作3作品が選ばれました。受賞者の皆さん、大変おめでとうございます。

受賞者

優秀賞 文学部史学科 2年 大谷 万由子さん
優秀賞 国際政治経済学部国際経済学科 3年 柳沼 大輝さん
佳作 文学部比較芸術学科 4年 川野 彩果さん
佳作 国際マネジメント研究科 1年 籔内 美穂子さん
佳作 国際政治経済学部国際経済学科 2年 前田 瑞貴さん

優秀賞作品紹介

私の世界を広げた青山学院大学

文学部史学科 2年 大谷 万由子

青山学院大学文学部史学科に入学して早1年半、私は日本史コースの2年生です。勉強が忙しく、大変な面はありますが、充実した毎日を送ることができています。青山学院大学で、自分の専門分野を深めると同時に、青山スタンダードのおかげで様々な分野の知識を身に着け、視野を広げることの面白さを知り、多くの友人、先輩方、先生方との交流により、豊かな人間関係を作ることができたからだと思います。

私は入学してすぐに史学会広報部に入部しました。2年生になった今では広報誌の編集長を務めさせていただいています。この団体では様々な体験をしました。博物館・美術館の見学、史学科が主催する史学会大会、オープンキャンパスなどのイベントのお手伝い、史学科の情報を発信する広報誌の発行がこの団体の主な活動内容です。イベントのお手伝いでは、先生方、大学院生の先輩方、来て下さった多くの方々と接することで、知識を得るだけでなくコミュニケーション能力が高められたと思います。特にオープンキャンパスのお手伝いでは、青山学院大学を受験しようと考えている高校生やその保護者の方々に、受験勉強、学生生活や青山学院大学のいいところなど自分の経験を話す機会が多いです。受験生の保護者の方から、「本当に説明が分かりやすくて、参考になった!」というお言葉を頂いた時のうれしさは忘れられません。また史学会広報部に入ったことで、私は最高の仲間を得ることができました。史学会広報部は毎週火曜日の昼休みに史学科研究室で活動しているのですが、仲間と集まり語り合うこの時間が楽しくて仕方ありません。

充実しているのは、勉強の面でも同じです。私は日本古代史を研究したいと考えているのですが、この専門分野を勉強するのと同時に、語学力を高めることも大事であると考えて、英語と第二外国語の中国語の勉強にも力を入れています。今、英検1級、中検2級合格を目指して頑張っています。また、青山スタンダードの科目では、自分の専門以外の幅広い分野の知識に触れることができました。青山スタンダードの科目では学部学科が様々な人たちとの出会いがあります。科目によってはグループワークを行い発表するというものもあり、その科目を取っていなかったら全く接点がなかった人とも人間関係を築くことができました。青山学院大学が開いている英会話講座にも参加し、そこでも幅広い友人ができました。青山学院大学での勉強では、レポートやテストなど大変なこともありますが、2年生になった今、幅広い知識と人間関係を得ることができ、私の世界は広がりました。

今後、大学院に進むこと、博物館学芸員になること、文部科学省、文化庁などに勤めること、語学を生かして商社に勤めること等、将来の進路を思い描いています。まだどうするか答えは出ていませんが、日々目の前にあることに全力投球し、考えていこうと思います。

(掲載作品の内容の一部訂正について)
2017年11月2日に掲載した本作品の内容の一部において、以下のとおり誤りがあり、訂正いたしました。

(正)英検1級 (誤)英検2

本作品の制作者である大谷様ならびに関係者の皆様に対して、大変なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
2017年11月8日 青山学院大学 学務部教育支援課

(学生FDスタッフによる講評)

専門分野の勉強はもちろん、青山スタンダードや英会話講座など専門外の勉強もできる青学の学習プログラムの豊富さがよく分かる。加えて学業以外の課外活動にも積極的に参加し団体の運営や人々との交流を通した経験など、青学生の学びの多様さもよく表現されていて今回のテーマにふさわしい作品だと思う。

「サーバント」としてのわたし

国際政治経済学部国際経済学科 3年 柳沼 大輝

「世界中の苦しんでいる人たちにわたしたちができることは何でしょうか。その答えは彼らと友達になることです。」わたしは初めてこの言葉を聞いた時に強い衝撃を受けました。なぜなら、この答えは当時のわたしにとってすごく斬新でシンプルすぎるものでした。わたしは2年生の時にサービス・ラーニングの授業を受講しました。そこで担当の先生が教えてくださったのが「友達になる」という新たな支援のかたちでした。今までのわたしは苦しんでいる人がいたら手を差し伸べてあげたい、わたしがその人のために支えになってあげたいといつも心に感じて生きてきました。けれどもその思いの根源はいつも「あげたい」や「ために」といったようなその人よりも上に立っている高慢な自分の利己心からでした。そして自分はどうしたらその人のために何かをしてあげられるのか、そのためにはどのようなスキルが必要なのかと常に難しいことばかりを考えていました。わたしの困っている人に何かをしてあげたいという思いには何か大切なものが欠けていました。その大切な何かを青山学院での大学生活が埋めてくれました、それは「仕える」という姿勢です。

わたしは2年生の春にサービス・ラーニングの実習で宗教センター主催のフィリピン訪問プログラムに参加しました。そのプログラムではフィリピンの児童養護施設の子どもたちとの交流がメインの活動内容でした。その交流の中で絶えず感じさせられたのが「ともに生かされる」という感覚でした。支援に行っているはずのわたしたちがその何倍もの喜びを現地の子どもたちの笑顔やスタッフさんの優しさからもらい受けていました。「ために」ではなく「ともに」の助け合いのかたちに気付かされました。そして「友達になる」ということの本当の意味を知りました。それは相手のすべてを受け入れて、ありのままのその人を愛するということです。けれどもこの相手への愛はしっかりとした土台の上に築かれなければやがて崩れて落ちてしまいます。その揺るがない岩こそが「仕える」という姿勢だと気付かされました。誰かと友達になるためにはその相手を理解する必要があります。そしてその相手を理解するためにはその人より下に立つ必要があります。わたしはその「サーバント」としての姿勢をサービス・ラーニングの学びだけではなく、キャンパスの様々な活動の中で日々感じさせられています。毎日の大学礼拝の説教で語られる聖書の御言葉であったり、ボランティアセンターの主催するボランティア活動であったり、わたしはその活動一つひとつの中に青山学院が掲げる「サーバントリーダー」の在り方をいつも感じ学ばされています。

わたしが青山学院に入学してよかったと感じることは「サーバント」として仕える自分の新しい在り方を発見することができたことです。わたしは誰かに認めてもらいたい、努力したぶんだけ報われたいという思いからではなく、純粋に誰かの力になりたい、素直に誰かのことを笑顔にしたいという喜びから行動を起こせる今の自分のことが大好きです。そんな自分に出会わせてくれたのが青山学院でした。これからも喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣くことのできるそんな素敵なわたしで在りたいと強く感じています。

(学生FDスタッフによる講評)

サービスラーニングの授業やミッションスクールとしての教育が青学生の社会貢献性を育み、サーバントリーダーとして実際にボランティア活動などを行い、学業以外でも学びを得ている青学生の学びの広さをよく表している良いエッセイだと思う。

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