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現代的教育ニーズ取組支援プログラム公開シンポジウム

 2005年12月7日、総合研究所ビル大会議場において文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラムの一環として、標記シンポジウムが開催されました。当日は本学教職員・学生約100名のほか、報道関係者約10名、行政機関から約80名(文部科学省・国土交通省・東京都・渋谷区・港区)、他大学の執行部の方々約10名、民間企業から約300名の合計約500名が来場し、立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。
 シンポジウムは武藤元昭学長と桑原敏武・渋谷区長の挨拶に始まり、続く基調講演では、建築家・黒川紀章氏が米国のGDPの第1位は著作権産業であり、経済の牽引車は都市と文化であること、緑は保全するものではなく創造するものであることなどを指摘。また映像での講演を担当した森ビル社長・森稔氏からは、六本木ヒルズにおいて最も価値の高いフロアを全て美術館などアート関係にあてたことが紹介されました。


桑原敏武 渋谷区長

建築家 黒川紀章氏

 さらに研究報告では、NPO渋谷・青山景観整備機構より、観光立国・オリンピック招致に向けたまちづくりプロジェクト等の提案がなされ、また本学総合研究所および本学学生からは、同プロジェクトの実現化方策に関する研究成果の紹介がありました。
 続くパネルディスカッションは2部構成となっており、第1部「文化創造面での渋谷・原宿・青山エリアの魅力」では北原照久(なんでも鑑定団)・城戸真亜子(画家)・林真理子(作家)・毛利臣男(空間演出家)・眞木準(コピーライター)の各氏が、第2部「社学連携:都市と大学との新しい関係」では寺脇研(文化庁文化部長)・永井多恵子(NHK副会長)・中村英夫(武蔵工業大学長)・山縣喜代(聖心女子大学長)・井口典夫(青山学院大学)の各氏が登壇し、様々な意見交換を行いました。北原氏からは「経済効果なくして文化なし、文化なくして経済なし」、寺脇氏からは「障害は常に組織の内側にある」、中村氏からは「危機意識を持って今から行動しないと、渋谷・原宿・青山も浅草のようになってしまう」との指摘を受けました。
 シンポジウムの様子は、日本経済新聞や東京新聞にて紹介されたほか、NHKのニュース番組や東京都・石原知事の記者会見でも言及されました。本シンポジウムの狙いは、本学が渋谷・原宿・青山エリアを対象にグローバルな視点と人の目線で街並みづくりのリード役を務め、かつ先端都市文化の発信地になるとの姿勢を内外に示すことにありましたが、結果として、その目的は十分に達成されたように思われます。


都市文化の創造と渋谷・原宿・青山の将来像
~観光立国・オリンピック招致への受け皿づくり~



日時:2005年12月7日(水) 14:30開場、15:00~18:00
場所:青山学院大学総合研究所ビル12階(国際大会議場) ※入場無料
後援:国土交通省関東地方整備局、東京都、渋谷区、港区

プログラム
【挨拶】 武藤元昭(青山学院大学学長) 桑原敏武(渋谷区長)
【基調講演】
黒川紀章(建築家) 「国際都市・東京と景観法への期待」
【映像紹介】
森稔(森ビル株式会社社長) 「21世紀の都市像:アート&インテリジェント」
【研究報告】
報告 I   NPO渋谷・青山景観整備機構
報告 II  青山学院大学総合研究所
【パネルディスカッション】
第1部 「文化創造面での渋谷・原宿・青山エリアの魅力」
第2部 「社学連携:都市と大学との新しい関係」
【総括】 杉浦勢之(青山学院大学学長補佐)
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