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理工学研究科橋本研究室の研究グループがアジア最大の国際会議で「APMC2006 Prize」受賞


写真左から滝本さん、橋本教授、松本さん

 2006年12月12日(火)~15日(金)、横浜みなとみらい・パシフィコ横浜で開催されたAPMC(Asia Pacific Microwave Conference)2006において、本学大学院理工学研究科橋本研究室(理工学専攻電気電子工学コース)の研究グループがAPMC2006 Prizeを受賞しました。APMCはヨーロッパのEUMC、アメリカのiMSとともに、マイクロ波研究における世界3大会議の一つ。APMC2006 Prizeは、今回の会議において発表された約500件の論文のうち、マイクロ波研究の進展に貢献すると認められた優れた論文発表に対して贈られたもので、橋本研究室を含む6件が選ばれています。
 受賞した論文は、高速道路の自動料金収受システム(ETC)で電波干渉による二重課金など機器の誤動作を防ぐための新しいタイプの電波吸収体を提案するものです。この「格子型電波吸収体」は、ガラス繊維を含む強化プラスチックにカーボンパウダーを混ぜた素材で作られています。安全のための視認性に加え、屋外設置用に求められる通気性や対環境性などのメリットを有しており、すでに近畿、中部地区のETCレーンで実用化に向けた実証試験が行われています。


 受賞した研究グループのメンバーは、橋本修教授のほか、滝本真さん(博士前期課程1年)、松本好太さん(21世紀COE研究支援者)、そして共同研究者である三井造船(株)の酒井正和氏の4名。そのうち滝本さんと松本さんに受賞の喜びの声をうかがいました。
滝本真さん(博士前期課程1年)
「英語でのプレゼンテーションは、今回が初めての体験でしたが、『今までにないモノを作った!』という自信がありましたので、質議応答を含めてなんとかやり遂げることができました。研究室に入って一つ目の研究テーマとして取り組んだ『格子型電波吸収体』が形になったばかりでなく、その成果が広く専門家から認められたことが何よりうれしい……しかし、まだ改善すべき点があると思っていますので、残り1年半の大学院生活の中で、より高性能な改良版を形にすることを次の目標としていきたいと思っています」
松本好太さん(21世紀COE研究支援者)
「世界各国の数多くの研究グループによる論文発表の中から、まさか自分たちが選ばれるとは予想していませんでしたので、喜びもひとしおです。今回の受賞は研究グループ4人のチームワークによるものだと思います。滝本君と私をつねにバックアップしてくれた橋本先生と三井造船の酒井さんに、あらためて感謝したいですね。今後も橋本研究室での経験を生かして、社会に貢献し、人々に大きなインパクトを与えられるような研究を目指していきたいです」
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