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文部科学省現代GP取組支援事業
青山学院大学社学連携研究センター主催シンポジウム
『都市文化の成熟とクリエイティブなまちづくり』概要報告



シンポジウムは2006年12月6日、総合研究所ビル大会議場にて開催されました。当日は大学関係(含、学生)約60名のほか、報道関係約10名、行政関係約60名、民間企業約220名、地元関係約50名の合計400名ほどの来場者がありました。

プログラムは松澤建・青山学院理事長、武藤元昭・青山学院大学長、桑原敏武・渋谷区長の挨拶に続き、大倉正之助・重要無形文化財総合認定保持者の祝演奏で始まりました。基調講演は、地元を代表するクリエイター、浅葉克己氏(アートディレクター)と林真理子氏(作家)の対談形式にて行われ、渋谷・原宿・青山という街の持つ魅力について存分に語っていただきました。

続いて、映像での講演を担当した平野暁臣・岡本太郎記念館館長からは、岡本太郎の最高傑作であり、日本の誇れる文化資産でもある『明日の神話』(縦6m、横30mの壁画)がメキシコにて発見され、それが日本に持ち込まれ修復されるまでのストーリーが紹介され、聴衆に驚きと感動を与えてくれました。

研究の部では、日頃、学生による現代GPの取組に様々なアドバイスをしてくれている二人の専門家から、渋谷・原宿・青山の街を活性化するための工夫や仕掛けについて提案がありました。Qフロントビルのコンセプトをプロデュースした浜野安宏氏からはまちづくり面において、IDEE創設者の黒崎輝男氏からはイベントの観点から、それぞれ具体的なアイデアが紹介されました。

プログラム最後のパネルディスカッションは、「文化」をキーワードにして渋谷・原宿・青山をつなぐことができないかとのテーマで、石田徹(文化庁地域文化振興室長)・永井多恵子(NHK副会長)・日比野克彦(アーティスト)・石津祥介(VAN)・田嶋栄(AP)の各氏が登壇し、様々な意見交換が行われました。日比野氏からは「渋谷駅と本学との間のエリアで何かを仕掛けてみたい」との希望が、石津氏からは「青山や原宿は、もっと人の活動が見える街にしないといけない」との意見が述べられました。

最後に現代GP取組責任者である井口典夫・本学経営学部教授が、現代GPの取組事業の概要と、その学部教育プログラムへの貢献度について言及し、パネリストとのいくつかの意見交換の後、杉浦勢之・本学副学長の総括の言葉でシンポジウムは終了となりました。

今回のシンポジウムで寄せられた様々な意見は、適宜2007年度の取組に反映され、結果として取組の効率的推進に資することとなります。なお、2008年度にも同様のシンポジウムの実施が計画されています。
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