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2008年4月、青山学院大学は「総合文化政策学部」「社会情報学部」を設置、経済学部「現代経済デザイン学科」を開設予定です。

武藤元昭
青山学院大学学長
武藤 元昭
 青山学院大学は、理工学部改革や相模原キャンパス開学をはじめ、3つの専門職大学院の設置、学科改組・新設など、近年、積極的に大学改革を進めてまいりました。その大きな節目となるのが、21世紀の青山学院大学のあるべき姿を示す新学部設立です。私自身、この新学部設立を学長任期中の重要なミッションととらえてきました。そしてこのたび、多くの先生方と関係者の方々のご協力を得て、2008年4月に「総合文化政策学部」「社会情報学部」という2つの新学部、また経済学部に新学科として「現代経済デザイン学科」を開設いたします。いずれも本学の伝統と特色をベースにしながらも、これまでの大学にはない新しいコンセプトを打ち出した“青山学院大学だからこそ”実現できるユニークな学部・学科です。
 総合文化政策学部は、最先端の芸術文化情報の発信地である渋谷・青山地区に立地する本学の特色を最大限に生かした「人文社会科学融合型学部」で、文化創造・発信を支える政策科学を基礎として、自由な発想を出発点とした「あらゆる文化のシンフォニー」を奏でる教育・研究を行います。また、キャンパスを飛び出して文化の創造・発信の現場で学ぶ新しいタイプのインターンシップ「青山コミュニティ・ラボ」も予定されています。
 社会情報学部は、文系学部でありながら数理的能力を重視、論理的思考力を養う「文理融合型」の学部です。経済問題や社会問題をはじめ、現代社会の複雑化した課題を解決するために必要とされる数理的なスキルを土台に「情報」を通じた望ましい人間社会のあり方をデザインできる人材の育成を目指し、ファイナンス関係、環境・エネルギー問題、少子・高齢化を含む人口問題など、さまざまな課題に取り組める人材育成を行います。
 2つの新学部には、各界からその設立コンセプトに共鳴してくださった素晴らしい教員スタッフに参加していただく予定で、その中には幅広い分野で目覚ましい活躍をされている本学国際政治経済学部(1982年設立)の第1~2期生も含まれています。「現代経済デザイン学科」は、「公共」と「地域」をキーワードとして、現代社会が抱える多様な課題の解決を図る人材を育成します。本学が社会科学系学部としてわが国で初めて本格的に導入したGIS(地理情報システム)の活用を、教育・研究の大きな柱としていきます。
 これらの新学部・新学科は既存の学部・学科にも大きな刺激を与え、本学全体の教育研究の活性化をリードする存在となることでしょう。なお、長年、働きながら学ぶ学生に教育の機会を提供してきた経済学部第二部・経営学部第二部(夜間部)は、その使命を終え、新学部・新学科の開設と同時に募集停止となります。

 これらの新学部・学科では従来の学問分野の枠組みを超えた幅広い知見を養いながら、本学の建学の土台であるキリスト教信仰に立脚した人間教育にも力を入れていきます。ともすれば利己主義が跋扈する現代社会に、社会から信用される「謙虚で潔い人間」を輩出していくことが、キリスト教信仰に立脚した本学の使命であるからです。今後、青山学院の「アカデミックグランドデザイン」に基く高等部と大学の連携、相模原キャンパスでの附属中高一貫校の設立などを視野に入れつつ、青山学院大学は21世紀という時代の中で輝く大学であり続けるためのさまざまな挑戦を行い、国際性、社会性、人間性を兼ね備えた人材育成を図っていきたいと考えております。ご期待ください。
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