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2008年度青学の入試が変わる!

青山学院大学は2008年度入試において、全学部にわたる入試改革を実施します。
そこでまず、今回入試改革のコンセプトについて仙波副学長から、また新しい入試方式・制度の概要とポイントについて矢口入試課長からそれぞれお話をうかがいました。


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2008年青学の入試が変わる!
副学長(学務・学生担当) 仙波 憲一

2008年青学の入試が変わる! 新しい入試の変更ポイント
広報入試センター入試課長 矢口 和男


仙波 憲一
副学長(学務・学生担当)
仙波 憲一
入試の“ハードル”は堅持。しかし“間口”は広がります。

──2008年度入試より、青山学院大学の入試制度が大きく変わります。
仙波 1990年代以降、多くの私立大学が活発に入試改革を進め、大学入試は多様化の時代を迎えました。そうした中にあって、青山学院大学ではこれまでそれほど大きな入試改革を行ってきませんでした。これはもともと本学の入試が、英語重視の特色を持ったものであることが理由のひとつですが、2003年度の相模原キャンパス開学にはじまり2008年度の総合文化政策学部、社会情報学部設置と、近年、本学自体の学部教育のシステムは大きく変化しています。そこで、21世紀の新しい青学の歴史を築く、より多様な個性を持つ学生に入学してもらうために、全学部にわたって大幅な入試改革を実施することになりました。
 私たちは今回の改革によって、さらに多くの受験生が本学への入学を志してくれることを期待していますが、決して受験生数の増加だけを目的とした入試改革ではありません。あくまで長期的な視点で、本学に入学したいと心から希望する優秀な学生を集めることを主眼としていることを申し上げておきたいと思います。2008年度入試より、入試のバリエーションは増えますが、合格のハードルを低くしたわけではありませんし、決して青学の入試としての特色は失われていません。

──たとえばどのような点で、本学入試の特色が表れているのでしょうか?
仙波 やはり、まずあげたいのは「英語重視」の姿勢です。本学では多くの学部・学科・方式において「英語」の配点が高くなっています。こうした「英語重視」は、本学から受験生に対するメッセージでもあります。また、経済・法・経営の各学部で「数学」を選択できるようになっていることも、これらの学部で数理的なセンスに優れた学生に入学してほしいというメッセージといえるでしょう。単に受験生数の増加ではなく、本学を第一志望とする優秀な学生を多く確保することが、入試改革の目的なのです。もちろん、入試のハードルを堅持する一方で、多様な個性の学生に入学してほしいという思いもあり、入試の間口は従来より広がります。これまでも一般入試において受験教科が異なる複数の方式を実施していましたが、今回の入試改革ではその拡大とともに、国際政治経済学部の「学科同時エントリー方式」、法・理工学部の「センタープラス方式」、さらに法・経営・国際政治経済・理工学部では大学入試センター試験利用入試の「後期日程」を新たに実施します。これにより、全国各地のさまざまなタイプの受験生が本学に挑戦しやすくなるでしょう。特に「後期日程」では、国公立型の受験勉強をしてきた受験生が、本学の存在を意識してくれることを期待しています。

──来年度以降も入試改革の流れは続くのでしょうか。
仙波 もちろんです。今回はあくまでも改革の始まりであって、これで完結ではありません。たとえば首都圏以外の受験生に対して、今後さらに積極的なアプローチをする必要があると思います。現時点では大学入試センター試験利用入試によって、地方の受験生の便宜を図っています。2008年度は新規に文学部フランス文・史学科の2学科でセンター利用入試が導入されますので、首都圏以外の文学部志望の受験生にとって本学はさらに身近な存在になるはずです。しかし、それだけでいいのか……という課題も当然あるわけです。将来的には、全国の受験生をターゲットにした全学部統一入試、さらに地方試験の実施も検討していくことになるでしょう。ちなみに2008年度より実施する国際政治経済学部の「学科同時エントリー方式」は、いわば学部版の統一入試といえるでしょう。また、一般入試の方式がやや複雑になってきましたので、多様な個性を持つ学生を受け入れるという前提に立ちながらも、全学部統一入試の導入など、全学的に入試制度のスリム化を図っていく必要があるとも思っています。


新学部の入試で実施する“新機軸”とは?

──2008年度にスタートする新しい2学部の入試についてお聞かせください。
仙波 総合文化政策学部は、新しい文化の創造・マネジメントを担い、世界に向けて発信する人材を育成する学部で、クリエイティビティや国際的なプレゼンテーション能力を身につけた人材を育成します。一般入試は、A・Bの2方式のみですが、それぞれの方式には明確な意図があります。A方式は、やはり英語重視の3教科型で、入学してからも独自の英語教育プログラムで英語での文化発信力を身につけることになります。一方、B方式は「外国語(英語)」と「小論文」という特殊な入試形態となっています。これは、あくまで英語重視の姿勢を貫きつつ、文章表現力と構想力に優れた学生に入学してほしいという新学部の意思を表しています。この方式でどのようなユニークな学生が入学してくるか、私も楽しみにしています。

──社会情報学部ではA・B・Cの3方式が実施されますね。
仙波 社会情報学部は、社会科学系の教育研究を基本としながら、数理的素養を重視する他大学にはないユニークな新学部です。そのため入試制度も「文理融合」のコンセプトを前面に打ち出し、学部のコンセプトが反映されたものになっています。まず、A方式は「外国語(英語)」「数学」「地理歴史」の3教科で、文系・理系に偏らないバランス型、B方式は、総合文化政策学部のA方式と同様、英語重視の文系型3教科型、そしてC方式は英語のほか、数学IIIまでを出題範囲に含む数学 2教科という明確に理系の受験生を意識した入試となっています。この3方式の入試によって入学してきた学生たちが、互いに刺激しあい、コラボレートして、狭い意味での「文系」「理系」でくくられないタイプの学部になることを期待しています。

──最後に、受験生へのメッセージをお願いします。
仙波 私たちは青山学院大学を第一志望とする学生にできるだけ入学していただきたいと考え、入試改革に取り組みました。受験生のみなさんは、自分にぴったりな入試方法を見つけ出し、ぜひ本学の入試に挑戦していただきたいと思います。しかし、大学としてほんとうに大切なのは、入試制度ではなく、教育の中身です。本学に憧れて入学してきた学生の期待に応えられる魅力ある大学像を提示し、そして入学した学生たちを社会に貢献する人物にしっかり育てていくこと……本学は、今後も入試制度の改善とともに、大学として最も重要なこの使命を着実に果たしていくつもりです。
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