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「難民を対象とする推薦入学試験」2008年度入試より実施

2007年7月30日(月)、青山学院大学と国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所は、難民を対象とする推薦入学・奨学制度に関する協定を締結し、共同記者会見と調印式を行いました。この協定は日本に居住する難民(条約難民、インドシナ難民、補完的保護を受けている難民)に高等教育の機会を提供するもので、本学ではUNHCRが推薦する難民を選考の上、2008年4月から受け入れます。同様の取り組みは関西圏ではすでに進んでいるものの、首都圏の大学では初めての試みです。募集人員は1名で、入学金・学費は全額免除とし、奨学金を支給します。本人の希望により入寮も可能です。


仙波 憲一
副学長(学務・学生担当)
仙波 憲一
 現在、難民と呼ばれる人たちは世界各国に約2,500万人(※)が存在すると言われており、日本にも多くの難民が生活しています。彼らは新しい環境の中で生活基盤をゼロから築き上げていかなければならないという厳しい状況にあり、しかも経済的事情や母国の事情により、中・高等教育を受ける機会を失ってしまっているケースが少なくありません。キリスト教信仰にもとづく大学として「地の塩、世の光」をスクール・モットーとする本学は、このような状況に対して学習の機会を提供することで貢献したいと考え、UNHCRと協力し、首都圏の大学では初めてとなる「難民を対象とする推薦入学試験」を実施します。
 難民学生は、文学部で教職を取る、理工学部で最先端の技術を身につけるなど、本学での学びにより、将来のためのしっかりとした土台を構築できるのではないかと思います。その土台の上に立ち、ゆくゆくは世界で活躍してくれることと、大いに期待をしています。
 キリスト教の理念に「共生」という言葉があります。本学が難民を受け入れることは、その難民学生にとって大きなチャンスとなるのはもちろんですが、本学の学生にとっても、日本で暮らす難民の生活ぶりに触れることになり、今まで知らなかった“現実”を意識する、よい機会となるでしょう。難民学生をはじめとした本学で学ぶすべての学生のみなさんに、国境を越えて、共に助け合いながら、たくさんの素晴らしいことを学んでいただきたいと思っています。

(※) 外務省ホームページ 外交政策「難民」(2007年7月25日現在)より

難民学生入学後の勉強面、生活面全般をサポートする、学生ボランティアを募集する予定です。詳細は後日ホームページにてお知らせします。
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