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第10回公共選択学会「学生の集い」において、経済学部 中村ゼミの学生たちの論文が最優秀賞を獲得

 2007年11月10日(土)・11日(日)の2日間、第10回公共選択学会「学生の集い」が、埼玉大学にて開催されました。この「学生の集い」は、毎年異なったテーマが大学生向けに提示され、そのテーマに沿った論文をまとめたうえで、実際にプレゼンテーションも行う「学会形式」が特色。参加各大学の教員が審査員となり、論文とプレゼンテーションの内容を総合的に評価し、最優秀賞などの賞が決められます。
 毎年、同イベントに参加している中村まづるゼミでは、今年も3年生4名で編成された2チーム(Mパート、Nパート)が出場。そして「立憲的契約としての憲法改正はどのようにあるべきか。」をテーマとした3年生の部において、Mパートが見事に最優秀賞を獲得したのです。また、Nパートも参加学生からの投票で決まるプレゼンテーション投票で1位となり、2チームともに高い評価を得ることができました。
 毎年「学生の集い」に参加される意義を中村教授にお聞きするとともに、優秀な成績をあげた学生たちの声もお届けします。
中村 まづる 教授
経済学部経済学科
中村 まづる 教授
 最近は一般的に「こうしなさい」と指示がないと行動できない学生が多いと言われます。自分たちで「何かを見つけよう」とする積極性に欠け、せっかく勉強は出来るのに、その上やその先を目指そうとしないのです。私が担当する経済政策論の分野は、物事を理論的に考え、政策提言に結び付けるという流れが基本となりますが、そこで導き出される答えは決して1つではありません。その政策を実現するためには、論理的な“説得”が必要。相手を説得できなければ、いかに優れた政策でも、ただの“独りよがり”でしかないのです。
 同じように、どんな大作の論文であっても、世間に発表し、評価され、認めてもらって初めて、価値のあるものになります。それはもちろん簡単なことではありません。そんな経験を学生たちに体験してもらいたいと思い、私はゼミ生たちに「学生の集い」への参加を勧めています。人に評価されることの“喜び”と“怖さ”を身を持って知ることができるはずです。
 今年も7月頃から取り組みが始まり、途中は何度もハラハラさせられる場面がありました(笑)。しかし最終的には、なかなかの論文に仕上がり、しかも大きな評価を受けたわけですから学生たちには自信を持ってもらいたいです。また、この大きな経験の意義を後輩たちにも伝えていってほしいと思います。


最優秀賞 Mパート
左から西川美希さん、日髙耕太郎君、
山田大貴君、村井基恵君

 自己主張の激しい4人が集まり、最初から最後まで論文を作っては壊し、作っては壊しの連続。11月の本番を前に、論文は10月初旬に提出するのですが、締切2週間前に完成した論文に納得できず、その段階からすべてやり直したこともありました。4人全員で産みの苦しみを味わい、本当に苦労しただけに、受賞については感無量です。まさか最優秀賞をいただけるとは思ってもいませんでしたが、これも中村先生や4年生の先輩方、それにNパートも含めた仲間のおかげだと思います。



プレゼンテーション投票1位 Nパート
左から野本拓見君、古賀健太君、
青木克裕君、勝浦大策君

 Mパートとは対照的に、こちらはチームを組んだ段階から、それぞれの役割分担ができていた感じです。論文は4人で手分けして書き、それを野本が1本にまとめ、古賀が検証。野本と古賀間でそれを繰り返したうえで、青木がパワーポイントで資料を作成し、本番では勝浦が発表する、との流れでした。残念ながら最優秀賞には届きませんでしたが、一緒に苦労したMパートが受賞して良かったと思いますし、自分たちでも納得のいく内容をプレゼンテーションできたとの実感があるので満足です。
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