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公開教養講座で小久保裕紀氏(福岡ソフトバンクホークス)の講演会「一瞬に生きる」を開催



 2007年12月4日(火)、本学卒業生でもある福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀選手を講師として招いた講演会が、ガウチャー記念礼拝堂で開催されました。この講演会は、国際政治経済学部の嶋田順好教授が担当するフレッシャーズ・セミナー「読書の喜びを見出すためのゼミ~食わず嫌いを克服しよう~」を、公開授業として一般の方々にも開放したもので、同時に、読売新聞社が各大学と協力して開講している「読書教養講座」とも提携し、実現しました。
 講師を務めた小久保選手は、本学から1993年のドラフトで当時の福岡ダイエーホークスに入団し、早くからチームの中心選手として活躍。2003年11月にトレードで巨人に移籍した後、2006年11月にはFA宣言し、2007年のシーズンは再びホークスでプレーしました。これまでホームラン王、打点王、ゴールデングラブ賞など、数々の賞を手にした小久保選手ですが、その裏で、多くの怪我と闘ってきました。2003年に1年間を棒に振るような大怪我をしたときでも、常に前向きに考え、一心不乱にリハビリに取り組み続けた強靱な精神力の背景に、講演会のテーマであり、また小久保選手の座右の銘でもある「一瞬に生きる」という言葉が存在することが語られました。
 「一瞬に生きる」は、メンタル・トレーニングのために訪れた修行の場で出会った言葉で、自分が生きている一瞬、一瞬に対して、常に全精力を傾けることの大切さを説いたもの。「野球に置き換えれば一打席、一打席にどれだけ集中できるか。準備不足や集中力の欠如で打てずに後悔した場合は、次の打席にも引きずってしまう。自分が出来ることはすべてやったと思えれば、結果はどうであれ後悔はしないはず」と、小久保選手は話します。
 また、読書家でもある一面も披露。ビジネス書、特に自己啓発ものをよく読むそうで、「大企業の社長など、やはり人生の成功者は、皆、よく本を読んでいる」と、学生たちにも読書の効用を力説していました。その他にも、野球を始めたきっかけ、大学時代の思い出、プロで一番印象に残るホームランなど、数々のエピソードを交えながらの講演は、あっという間に時間が過ぎていきました。


 また講演後には、同じく本学の卒業生で、スポーツをメインとしたノンフィクション作品で活躍中の作家、澤宮優氏との対談も開催。スポーツでも特に野球に関する作品が多い澤宮氏は、小久保選手に関する情報も豊富で、王監督とのエピソードや意外な失敗談などの話を巧みに引き出し、聴講者を楽しませてくれました。
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