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アメリカ合衆国国防長官夫人ベッキー・ゲーツ氏が青山学院大学を表敬訪問し、本学学生と交流

 2007年11月8日(木)、アメリカ合衆国国防長官夫人であるベッキー・ゲーツ氏が本学を表敬訪問されました。表敬訪問の後、教育問題に造詣が深く、学生の学習環境を向上させることに情熱を注いで活動を続けているゲーツ夫人はガウチャー・メモリアル・ホール エグゼクティブルームにて開催された本学学生との交流会にご参加。大学院生含む学生6名が、大学教育をテーマに、アメリカと日本の大学の違いについて意見を述べました。最初は緊張の見られた学生たちでしたが、ゲーツ夫人の温かな人柄に固さもすぐに取れ、会は和やかな雰囲気で進行。最後は記念撮影を行い、チャペルを見学していただいて終了しました。
 今回は、この交流会の主催者であり司会進行も務められた吉波先生と、参加した学生2名にお話をうかがいました。
吉波 弘
国際交流センター
副所長
文学部英米文学科
教授
吉波 弘
 今回の表敬訪問および学生との交流会は、ゲーツ国防長官夫人が「東京にいる間に大学生と交流したい」との希望をアメリカ大使館に伝え、大使館の方が本学講師である斉藤喜久志先生と知り合いだったことから、実現の運びとなりました。ゲーツ夫人の空いている時間が11月8日(木)の9:30~11:00の1時間半のみで、こちらに依頼があったのはその2週間ほど前。英語が話せる学生を早急に集めるため、本学の交換留学制度でアメリカへの長期留学経験のある学生及び本学にて留学生チューター経験のある学生に、参加依頼のメールを出しました。了承の取れた学生全員が初めて顔合わせできたのは、前日になってから。1時間ほど打合せを行い、日米の学生生活の違いについて、体験談を盛り込みながら意見を交わすことに決めました。
 当日は、ゲーツ夫人が9:30より表敬訪問され、本部応接室にて青山学院松澤 建理事長、深町正信院長、武藤元昭大学学長(当時)から青山学院について説明を受けました。続いて場所をエグゼクティブルームに移して10:00より交流会を開催。なるべくカジュアルに進めたいと思ったのでフリートーク形式にして、私は時折助け船を出す程度で学生たちを見守りました。40分という短い時間ではありましたが、「アメリカでは自分の意志を伝えないと存在を認められなかった」「アメリカの大学は幅広い年代の方が学んでいる」などの学生の体験談を元に意見を述べたり、ゲーツ夫人や同行されている方にご自身の学生時代について質問したりなど、活発な意見交換ができました。ゲーツ夫人の「大学生と話したい」というご希望には添えたのではないかと思います。本学はもちろん、参加学生にとっても素晴らしい体験となりました。



左から五辺さん、天野さん

文学部教育学科4年 五辺 法恵さん
 政府高官夫人と直接お話するなんて初めての経験なので、最初はとても緊張しました。でも、ゲーツ夫人が部屋に入って早々に私たちひとりずつと握手し、とてもフレンドリーに接してくださったので、すぐに場は和やかムードに。私は日米における大学生の目的意識の違いについて話したのですが、とても興味深く聞いてくださったので、安心して落ち着いて話すことができました。
 ゲーツ夫人が「留学する国の“文化”に関するオリエンテーションが事前にあれば、もっと留学生活を楽しめると思う。あなたたち留学経験者がやってあげたらどうですか」とおっしゃったのが印象に残っています。自分の経験を次代のために活かすことが大切なのだと、強く意識させられました。交流会に参加させていただけて本当によかったです。

国際政治経済学部国際政治学科4年 天野 咲耶さん
 ゲーツ夫人にお会いしてもなかなか現実感が湧かず、話して初めて「私緊張しているかも」と気付くほど。40分はあっという間で、本当に貴重な体験をさせていただきました。でも、ひとつだけ心残りが……ゲーツ夫人に同行されていたアメリカ大使館の方から「アメリカの学生が日本の大学に留学したら何が得られると思いますか」と聞かれたときに、その場の誰も即答できなかったのです。会が終了してからみんなで話し合い、日本の大学の良いところはゼミやサークルなどの団体活動にあると結論を出しました。日本の団体活動は、メンバー一人一人が、自分たちのいる場、グループの「調和」を意識しながら活動しているように思います。自分たちのいる「場」を大切にするからこそ、個人が安心して様々な事に挑戦できるのです。日本のゼミやサークルは、そのような価値観に(良くも悪くも)触れられる絶好の機会だということを、ぜひ伝えたかったですね。お忙しい方なのは重々承知していますが、できればあともう少しお話したかったです。
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