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フェンシング部 一柳風未(いちやなぎ・ふみ)選手が世界ジュニア・カデ選手権のエペ部門で、日本人最高の54位と大健闘

 2008年4月7日(月)~15日(火)に、イタリア・カターニャ市で開催されたフェンシングのジュニア・カデ選手権大会のジュニア・エペ部門に、日本代表として一柳風未(いちやなぎ・ふみ)選手(文学部教育学科2年)が出場しました。成績は3名出場の日本人では最高の54位を獲得。この選手権は20歳未満を対象にしたものでは世界最高峰の大会です。(20歳未満がジュニア部、15歳未満がカデ部)
 一柳選手は、ヨーロッパやアメリカの強豪を相手にプール戦で3勝2敗と健闘、トーナメント戦では、アメリカ代表に惜しくも一回戦で敗れましたが、部門選手103名中54位と初体験の世界大会としては、大いに誇れる成績でした。帰国後、一柳選手にお話を聞きました。
一柳風未さん
文学部
教育学科
一柳 風未 さん
――出場選手に選ばれた経緯は?
 出場を目標にしていた大会で、選ばれるのは3名だけです。2007年7月の東京都ジュニア選手権では優勝しましたが、2008年1月のJOCジュニア・オリンピック・カップ・フェンシング大会では4位になってヒヤッとしました。しかし、総合ランキングでは2位になり、出場が決まった時は、本当にうれしくて、世界に挑戦できる喜びをかみしめました。
――世界大会であるジュニア・カデ選手権に出場した感想は?
 他の代表は2月のスウェーデンでの国際大会に出たのですが、私は大学の試験があって出場できず、この大会がまったく初めての国際試合でした。はじめは緊張しましたが、いざ試合が始まるとしっかり集中できて、いい勝負ができたと思います。トーナメントで負けた相手は、シニア大会でも活躍しているアメリカの選手で、力の差を痛感しました。でも要所要所で、自分の技が通用することもわかり、たしかな手ごたえも得ることができました。私は早生まれなので、来年もう一度この大会にチャレンジできます。まず国内で選ばれるように頑張り、出場できたら今年以上の成績を目指します。
――フェンシングを始めたきっかけは?
 本学院高等部に入学したとき、友人に誘われて高等部フェンシング部へ練習を見学に行き、楽しそう、先輩が親切そう、と入部しました。それまで運動神経もあまりよくなく、スポーツは苦手だったのですが、新鮮でスマートな感じも魅力的でした。実際に陸上や球技の才能はなくても、フェンシングはまた別のもの。頑張っているうちに、3年生でインターハイ4位になり、大学入学後も継続しています。
――出場部門のエペというのは?
 フェンシングには、剣の種類と得点になる部分別に3種類の競技があります。大まかにいうと、胴体部分を突くと得点になるフルーレ、腰から上を突くか切るサーブル、そして全身どこでも突くと得点になるエペです。私は身長が170cmあることから、高校時代に先輩からエペ向きといわれ、以来エペで試合をしています。手を伸ばして背中や足の裏を突いても、得点になります。
――フェンシングの魅力はどんなところですか?
 対戦は1対1なので、頼れるのは自分だけ。自分を信じて、アグレッシブかつ冷静であることが大切で、狙い通りに突きが決まると最高の気分です。勝負は孤独ですが、ベンチに戻れば部の仲間が喜んでくれたり励ましてくれたりして、この一体感も大きな魅力です。
――現在のフェンシング部のことを教えてください。
 男女合わせて部員数は32名。雰囲気は和気あいあいと楽しいのですが、剣道が武士道に通じるように、フェンシングの原点は騎士道精神です。相手を敬う気持ちが大切で、部ではマナーと礼儀を大切にしています。女子は現在リーグの2部で1部昇格を狙っているところです。練習は男女合同で青山キャンパスの記念館(体育館)で、水曜と土曜の夕方に行っています。見学は大歓迎ですから、興味を持った方はぜひ一度いらしてください。
――今後の目標は?
 チームの1部昇格です。そして、将来もしナショナルチームに選ばれて、オリンピックに出ることができたら最高です。大きな夢ですが、それを目指してこれからも練習を続けます。
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