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文部科学省「質の高い大学教育支援プログラム」に本学総合文化政策学部の取り組み「都心の文化資源等を活用した知の創造と発信」が採択

 「青山学院大学」の大きなメリットのひとつが、渋谷・青山に位置する“都心立地”です。とくに最先端のアートや文化資源に囲まれた情報発信拠点とも呼べる環境は、学生たちにとって創造の現場とマネジメントの場を実体験できる貴重な“学び舎”となっています。今回、文部科学省の募集事業「質の高い大学教育支援プログラム」に採択された、総合文化政策学部の「都心の文化資源等を活かした知の創造と発信」は、まさに本学の立地を活用した“新しい教育の形”を具現化した提案です。さらに地域との交流だけでなく、産学連携の活動も取り入れたプロジェクトが計画されています。
 本取り組みの担当者である井口教授に、文部科学省に採択された意義および今後の展開などについてお聞きしました。
井口典夫
総合文化政策学部
教授
井口 典夫
 今回の取り組みの大きな“柱”は2本です。まずは本学の立地条件を生かした先端的かつ臨場感あふれる「魅力あるプロジェクトの提供」。具体的には“平和活動”“アートマネジメント”“環境創造”“映像等企画制作”といった分野へのアプローチが中心となりますが、単独で動くだけではなく、国連大学、トーキョーワンダーサイト、自治体、NHKなどとの連携も視野に入れ、学生の学習意欲を刺激するような展開を考えています。そして、もうひとつの柱が「学習参加システムの整備」。これは各プロジェクトに学生がスムーズに参加し、適合するための“事前準備プログラム”とも呼べるものです。いずれのプロジェクトにおいても、参加するからには、学生であっても高いレベルの能力が求められます。そのため実践を踏まえた事前準備・事前学習に配慮した取り組みが必要となるのです。
 実は、この取り組みにはサブタイトルが付いています。それは“街中メディア拠点を中心に展開する「ラボ・アトリエ実習」の魅力化と定着化”です。総合文化政策学部では、その設立当初より学外の文化機関等と教員とが実施している共同プロジェクトに本学の学生を参加させる新しい体験型教育プログラム「ラボ・アトリエ実習」を設けています。元来、さまざまな分野のプロフェッショナルである本学部の教授陣が、学外で実際に進行中のプロジェクトの現場に学生を参加させることで、刺激的な学びを体感してもらおうとの主旨で考えられたものです。しかし、プロジェクトによっては多大な資金も動く非常にシビアな現場。中途半端な気持ちの学生を参加させるわけにはいきません。つまり、「魅力あるプロジェクトの提供」のためには、「学習参加システムの整備」がどうしても必要になってくるわけです。教員が必死で対峙している真剣勝負の現場に、“プロ”の自覚を持った学生を迎え入れ、“仲間”としてプロジェクト成功を目指す――という構図が、一番イメージに近いと思います。そういう意味では、教員側もある種の覚悟がないと、気軽に学生に声をかけることはできないでしょう。学生の能力だけでなく、教員の資質さえも問われるプロジェクトなのかもしれません。
 なお、本学では総合文化政策学部の“街中メディア拠点”となる「青山学院クリエイティブ・コア(仮称)」をキャンパス至近に建設中(2009年9月完成予定)です。「ラボ・アトリエ実習室」「メディア編集室」「TV局サテライトスタジオ」など最新の“機能”を導入し、本学と一流のクリエイターたちとの交流の場へと育てていく予定になっています。また、今回の事業は3年間の取り組みとなっていますが、クリエイティブ・コアの完成によって、さらに魅力的な展開を見せるはずです。プロジェクトの進行については、機会あるごとに報告の場を設けたいと考えています。どうぞご期待ください。
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