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「大学生国際問題討論会 -フォーラム2008-」(外務省主催)にて、国際政治経済学部の学生チームが優秀賞(第2位)を獲得

 「日本が関わる国際的な課題について大学生の理解を深める」ことを目的に、外務省が毎年開催している「大学生国際問題討論会-フォーラム2008-」に、本学国際政治経済学部2年生の学生3名が参加し、準優勝にあたる「優秀賞」を獲得しました。参加したのは、久保有志君、青木麻名人君、岩城久平君で結成されたチーム。久保君が、外務省のホームページで討論会の開催を知り、青木君と岩城君に呼びかけて結成されました。
 今年の論題は「日本政府は、国際平和協力のために、自衛隊の派遣を含む人的貢献を一層推進するための制度を整備すべきである。」でした。参加チームは、論題に基づく「肯定側立論書」を作成して応募。立論書の内容で事前審査が行われ、書類選考を勝ち抜いた4チームによって、準決勝、決勝と実際に“討論会”が開催される仕組みです。そして本学の学生チームは、全国から応募のあった30チームによる事前審査を勝ち抜き、見事、本選出場を果たしたのです。
 3人の学生の横顔、および予選、本選の様子などを紹介します。




岩城 久平 君(国際政治経済学部国際政治学科2年)(左)
久保 有志 君(国際政治経済学部国際政治学科2年)(中央)
青木 麻名人 君(国際政治経済学部国際政治学科2年)(右)


 今回の討論会参加は、日本外交に興味があり、将来は国際舞台で働くことを目標とする久保君が、外務省のホームページ上で「大学生国際問題討論会」の開催を見つけたことがきっかけでした。参加概要には「1チーム3名」とあり、「入門セミナー」の授業でディベートの実践を一緒に行った青木君と岩城君を誘うことに。青木君は日本の安全保障問題に、一方の岩城君はヨーロッパの安全保障問題に関心があるため、3人の得意分野のバランスも取れそうに感じたのです。誘われた2人は、論題以上に、「討論」そのものに興味を抱き、参加を快諾。まずは「肯定側立論書」の作成に取りかかりました。
 立論書作成時のポイントは、自衛隊派遣の問題に通常なら避けて通れない憲法9条に、あえて触れない視点を用いたこと。「審査員の方の目に留まるように変化球で勝負しました」(青木君)という3人の作戦が成功し、書類選考突破につながりました。討論会への出場権獲得の連絡は、代表者を務めた久保君にメールで届き、久保君から青木君と岩城君に伝達。「え?、通っちゃったの!」が2人の共通した反応だったそうです。討論会出場の連絡が届いたのが9月中旬。そして討論会本番は2008年9月27日(土)で、場所は京都で開催されます。その約2週間の時間で、今度は否定側の意見をまとめる必要がありました。討論会は肯定側、否定側に分かれて行われますが、直前のコイントスまでどちらを担当するか分からないためです。
 討論会当日、「思ったより緊張しませんでした」という岩城君の言葉に代表されるように、初めての他大学の学生相手の討論にもマイペースで臨み、見事に準決勝を突破。決勝戦進出を決めました。このままの勢いで決勝も…と思ったものの、実はその決勝戦の相手は、昨年まで同大会8連覇を達成している聖心女子大学のゼミ代表チーム。実際に討論していても隙がなく、「ディベート慣れしていて、正直“差”を感じました」(青木君)と、結果的には敗れ、惜しくも準優勝(優秀賞)となりました。それでも「まさかここまで来られるとは思っていなかったのでうれしい」(久保君)というように、学部単位でもゼミ単位でもなく、自主的に参加した3人としては満足できる結果。審査員から「内容的には青学の方が面白かった」との声もあがるなど、十二分に自分たちの力を発揮できたようです。
 討論会終了後、3人はそれぞれ、「討論を通じて他大学の学生との交流も生まれて刺激を受けました」(久保君)、「日本の安全保障問題に関心がある自分にとって、まさにタイムリーな論題でもあり、とても楽しかった」(青木君)、「本を読んだり、レポートを書いたりするだけでなく、討論することの大切さを学んだ」(岩城君)と、貴重な経験を通じて得られた大きな成果を実感。機会があれば、「来年度も挑戦してみたい」と、前向きに語ってくれました。

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