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レスリング部 尾曲伸乃祐君が全日本大学グレコローマン選手権にて優勝 全日本学生選手権と合わせ、2008年度2冠を達成

 2008年10月23・24日に東京・駒澤体育館にて開催された「全日本大学グレコローマン選手権」84kg級において、レスリング部の尾曲伸乃祐君(経済学部3年)が優勝を果たしました。尾曲君は8月28~31日にかけて大阪・金岡公園体育館で行われた「全日本学生選手権」グレコローマン84kg級でも優勝しており、見事に国内大会2冠制覇を成し遂げました。さらに2009年2月7~9日(日本時間)にアメリカで開かれた「デーブ・シュルツ国際大会」に日本代表として出場。1回戦で敗れはしたものの、代表の名に恥じない堂々とした闘いを見せてくれました。尾曲君に今シーズンの大会を振り返ってもらうとともに、今後の目標についてお話を聞きました。
尾曲 伸乃祐 君
経済学部3年
尾曲 伸乃祐 君
 レスリングをはじめた中学3年のときから、オリンピック出場を目標に掲げています。この夢を実現するためには、まず国内の大会で結果を出さなければなりませんが、大学1・2年ではなかなか思うような成績を残せませんでした。それだけに、全日本学生選手権、全日本グレコローマン選手権の優勝は、夢への足がかりとなる、本当にうれしい勝利でした。また、この2冠達成には、ほかにも2つの特別な思いがありました。ひとつは、両大会の決勝で、高校時代からのライバルである拓殖大学の奥村選手に勝利できたこと。プレッシャーのかかる試合で、練習でなかなか勝てない強敵を2度下した結果には、大きな価値を感じています。もうひとつは、太田浩史監督が現役時代に成しえなかった2冠への悲願を実現できたこと。太田監督は、本学レスリング部現役時代、私と同じグレコローマン84kg級の選手で、全日本学生選手権を征しながら、全日本大学グレコローマン選手権で優勝を逃した経験をもっています。尊敬する監督への恩返しが一つできた意味でも、私にとっては特別な大会でした。
 全日本グレコローマン選手権以降にも、11月に内閣総理大臣杯全日本大学選手権、12月に天皇杯全日本選手権に参加しました。内閣総理大臣杯は7位、天皇杯は2回戦敗退という結果に終わってしまいましたが、今後の課題を発見するよい機会になりました。


写真提供=青山スポーツ

 2月の「デーブ・シュルツ国際大会」は、高校以来となる国際大会の舞台でした。この大会でとくに印象的だったのは、日本人選手と外国人選手とのファイトスタイルの違い。私が手を合わせたアメリカの選手は、パワーがあるうえに、今までにないような反則ぎりぎりの攻撃を仕掛けてきました。国際大会での優勝経験がある本学卒業生の長谷川恒平選手から、「世界の選手は日本人ほどきれいなレスリングをしない。どんな攻撃にも備えておく必要がある」と事前にアドバイスをいただいていましたが、まさにその通り。1回戦で敗れはしましたが、世界の強豪と戦う上で自分に何が必要かを知る、意義のある経験になったと感じています。
 青山学院大学レスリング部のメンバーは、1年生から4年生まで合わせて18名。勉学と部活動の両立をモットーとしているため、全員が集まって練習する機会をなかなかもてませんが、チームの結束は固く、誰もが勝利への意欲を強く持って真摯な態度でレスリングに取り組んでいます。また、他大学との交流にも積極的で、合同練習や出稽古なども盛んに行っています。チームメイトと切磋琢磨しながら、他大学のいろいろなタイプの選手と対戦できる環境は、実戦経験を重ねていく上で非常に大きなアドバンテージになります。
 私がいま最終目標に据えているのは、2012年に開催されるロンドン五輪。その選手となるために、国内の大会でさらなる成果をあげ、国際大会での実績を重ねたいと考えています。常に世界と闘う気持ちでこれからも練習に励んでいくつもりです。
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