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誌上公開講座 No.47
 青山スタンダードフレッシャーズ・セミナー「中世フランスの王と貴族たち」

薩摩 順吉
理工学部
物理・数理学科教授
薩摩 順吉
【担当教員】
文学部史学科教授 阪本 浩
法学部教授 西澤 宗英
国際政治経済学部教授 仙波 憲一

 2009年度から新しく開講する講義です。青山学院大学では2003年度より青山スタンダード科目をスタートしました。この科目はそれまでの教養教育を抜本的に改革したもので、「およそ青山学院大学の卒業生であれば、どの学部・学科を卒業したかに関わりなく、一定の水準の技能・能力と一定の範囲の知識・教養をそなえているという社会的評価を受けること」を到達目標としています。さまざまな学問分野の幅広い教養を身につけることによって、専門領域の壁を越え、物事について多面的、多角的に考えることができるようになります。また、異分野や異文化において活躍している人たちとの豊かなコミュニケーションをとることが可能になります。変化の激しい時代において求められるのは、こうした物事を多面的に分析できる能力であり、複雑な現象や事柄の奥にひそむ本質を見抜く力です。現代は、自然環境、社会環境、文化環境、そして歴史環境との関わり合いの中に自己を位置づける洞察力が切実に求められる時代と言っていいでしょう。
 青山スタンダード教育では、これまでも、教養コア科目の中で、多面的・多角的に内容を学ぶ「総合科目」を配置し、上記の目標実現に一定の役割を果たしてきました。今回新しく開講する「ウェルカム・レクチャー」は、領域を横断し、より総合的に科目内容を学ぶことを目的としています。
 具体的には人文科学、社会科学、自然科学を専門とする4人の教員がそれぞれの専門を生かし、学問を学ぶ意味について、具体例を盛り込みわかりやすく説明します。講義の対象は次の4つです。

1.歴史をなぜ学ぶのか(担当:阪本)
 賢者は歴史に学ぶという言葉があります。歴史学は単に暗記科目でなく、生き方を学ぶのに不可欠な学問であるということを講義します。

阪本 浩 教授

2.法律はなぜ必要か(担当:西澤)
 人間が社会活動を行う際、また国家が政策を実施するときなど、ルールが必要となります。法律のもつ意味、またその必要性について講義します。

西澤 宗英 教授

3.経済活動の仕組み(担当:仙波)
 経済は人の営みであり、生きていく上で必要なものです。人間の生活が豊かになるためにどういう仕組みを作るか、またその中身はどういうものかについて講義します。

仙波 憲一 教授

4.数学的なものの見方(担当:薩摩)
 数学は科学を語る言葉と言われます。現在では自然科学だけでなく社会科学や人文科学にも数学が使われています。数学がなぜ必要か、また数学的なものの見方がなぜ大切かについて講義します。
 この講義はまた、大学で学問を学ぶ意義について理解を深めることも目的としています。とくに青山スタンダード科目の履修が単に教養を身につけるだけでなく、学生生活を送る際、および社会に出たときに必要なものであるということを伝えていきたいと考えています。大学に入って、受験勉強的なものと違った視点で学びたいという学生の受講を歓迎しています。

薩摩 順吉 教授

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