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ファッションデザイナーの森英恵先生を迎えて第2回青山リレートークが開かれました。

 9月に開校される「青山オープンカレッジ」に先立ち、多くの方々に青山学院大学に親しんでいただくための無料講演会「青山リレートーク」の2回目が7月18日(土)に開かれました。講師をつとめられたのは日本を代表するファッションデザイナー、森英恵先生です。


 テーマは「デザインのある暮らし」。ガウチャー記念礼拝堂で、満員の聴衆に拍手で迎えられた森英恵先生は、にこやかに壇上に立ち、華やかな半生を語ってくださいました。1950年代に数多くの日本映画の衣装を担当した森先生は、その後パリに渡って日本の雑誌に記事を送るファッションジャーナリストとして活躍されました。その頃のこと、ココ・シャネルのブティックでドレスを作り、シャネルから「東洋人のお客は初めて。真っ直ぐな黒い髪がきれいね」と言われたと思い出を語られました。また1965年にはニューヨークで海外コレクションを発表。その理由は「当時のアメリカでは粗雑な日本製品であふれていました。そこで本当の日本の良さを伝えるためにアメリカで仕事をすることに決めたのです」とのこと。その後はデザイナーとしてパリに在住し、東洋人初のパリ・オートクチュール組合のメンバーとしてパリコレをはじめ、さまざまなシーンで大活躍されました。


 ユーモアを交えながらいろいろなエピソードを語ってくれた森先生は、最後に「日本には石油もダイヤモンドもないけれど、素晴らしい職人たちの“人間の手技”があります。その繊細な技と新しいアイデアを組み合わせて発信することが大切」と語り、大いに聴衆の共感を呼びました。
 次回の青山リレートークは、国際交流基金理事長・青山学院大学特別招聘教授の小倉和夫さんの講演を予定しています。
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