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大きな声援に支えられた10名の選手たちが、41年振りの“シード権”を勝ち取りました!第86回東京箱根間往復大学駅伝競走総合8位 11時間21分25秒

 昨年の箱根駅伝は33年振りの出場に湧きましたが、今年は前回大会を上回る“感動”に包まれました。2日間にわたって懸命に襷をつないだ10名の選手たちが、総合8位の好成績でフィニッシュ。上位10校に与えられる次回大会へのシード権を41年振りに獲得しました。昨年の総合22位からの大躍進には、選手たちの頑張りはもちろん、校友会をはじめとする青山学院の関係者が一致団結しての大応援も大きな力となりました。青山学院の“新しい伝統”を全員の力で切り開いたのです。

原 晋 監督
原 晋 監督
昨年22位からの大躍進。総合8位は、
全員が全力を出し切った結果です。

目標にしていた10位を上回る総合8位の成績を残すことができ、本当にうれしく思います。昨年は33年振りに出場し、最後まで襷をつなぐことが目標でしたが、今年は初めから“シード権獲得”を目指して取り組んできました。大きな目標をクリアでき選手たちも自信がついたと思います。また、皆さんの大きなご声援にも後押ししていただき誠にありがとうございました。
強化部に指定されてすぐに入部してきた4年生には、本当に苦労をかけました。苦しい時期もありましたが、最後の最後に大きな置き土産を残してくれた彼らには、心から感謝しています。また、今回の成績は箱根を走った10名だけではなく、裏方に回った選手や主務、マネージャーたち全員の力で勝ち取ったものです。
今後は、箱根駅伝の常連校、上位校としての実績を築いていけるよう、チームをさらにレベルアップさせていきます。引き続きあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。

往路 大手町~箱根・芦ノ湖
5時間39分19秒
往路9位

出岐 雄大 1区 大手町~鶴見(21.4km)
出岐 雄大(社会情報学部1年)
総合9位(区間9位)1時間03分48秒

1万メートル28分台のタイムを持つスピードランナーが多く投入された今年の1区。「スピード勝負に対応できると考えて抜擢しました」と原監督が期待を込めて送り出した出岐君は、まさに期待以上の走りを見せました。自身の5000mのタイムを上回るペースに食らいつき、区間9位での襷リレー。チームに勢いをつける“箱根デビュー”でした。

出岐君「オーバーペースはわかっていたので、少し不安を感じましたが、自然に体が動き、自分なりの走りをしっかりとできました。今後はさらに目標を高く掲げて頑張りたいです」


米澤 類 2区 鶴見~戸塚(23.2km)
米澤 類(国際政治経済学部4年)
総合5位(区間5位)1時間08分54秒

各校のエースが集う“花の2区”に挑んだ米澤君は、まさに“エース”の走りを展開しました。前半はじっくり構え、後半に向けて徐々にペースをアップ。順位もジワジワと上げていき、戸塚中継所の荒井君に4人抜きの5位で襷をつなぎました。個人記録も堂々の区間5位。自身4年間の思いをすべて発揮した走りでした。

米澤君「4年間、ここに来るまで険しい道のりがありましたが、自分たちのやってきたことに間違いはありませんでした。それを結果で証明できたことをうれしく思います」


荒井 輔 3区 戸塚~平塚(21.5km)
荒井 輔(法学部4年)
総合8位(区間7位)1時間04分09秒

「3区までに上位争いに加わって流れに乗りたい」という原監督の作戦通りの展開を実現させた荒井君。中盤まで早大、東海大、東農大と4校で併走しながら4位争いを繰り広げます。最終的には8位で4区に襷をつなぎましたが、個人の走破タイムは区間7位の好記録。主将として、エースとして、意地の走りで往路の後半戦を1年生に託しました。

荒井君「途中の藤沢周辺には、どの大学よりも青学の旗が数多く掲げられていて力になりました。必ず取ると誓ったシード権を獲得できて満足しています。応援していただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです」


横山 拓也 4区 平塚~小田原(18.5km)
横山 拓也(総合文化政策学部1年)
総合9位(区間13位)58分36秒

5区への堅実な“つなぎ”が求められる4区を任された1年生の横山君。襷を受けてすぐ、積極的な走りで東海大を抜き去りますが、その後は東洋大と中央大にかわされて順位をひとつダウン。それでも最後まで粘り切り、同じ1年生の5区小嶺君に9位で襷を手渡しました。

横山君「10年前から憧れていた箱根駅伝の舞台に立てて、大きな夢をひとつ実現できました。ただ個人区間13位には納得していません。来年こそは最高の走りをお見せしたいです」


小嶺 篤志 5区 小田原~箱根(23.4km)
小嶺 篤志(法学部1年)
総合9位(区間10位)1時間23分52秒

初の箱根駅伝で5区の“山登り”に抜擢された1年生の小嶺君。「応援してくださる方々に元気を与えられる姿をお見せしたい」とレース前に語っていた通り、一歩一歩力強く難所を駆け上がります。シード権内の9位をしっかりとキープして往路をフィニッシュ。翌日の復路に“夢”をつなぐ走りを見せてくれました。

小嶺君「沿道の声援に励まされ、最後まで走り抜くことができました。これからも必死で練習し、もし走れるのなら来年も5区に挑んで、今年以上の結果を残したいです」



復路 箱根・芦ノ湖~大手町
5時間42分06秒
復路11位

小川 恭正 6区 箱根~小田原(20.8km)
小川 恭正(国際政治経済学部3年)
総合7位(区間7位)1時間00分50秒

「調子の良い小川に、復路の流れを作ってもらいたい」と、原監督が6区に起用した小川君。監督の期待に応え、“山下り”でつねに安定した走りを見せました。小田原の中継所までに早大、日体大の2校を抜き去って7位に順位をアップ。夢のシード権獲得に向けて、前日の往路同様に復路でも絶好の流れを作り出しました。

小川君「1区の出岐のように、復路のスタートとなる6区でも良い流れを作りたい、という気持ちで走り切りました。チームに貢献できたことをうれしく思います」


市岡 敬介 7区 小田原~平塚(21.3km)
市岡 敬介(国際政治経済学部4年)
総合8位(区間5位)1時間06分08秒

4年生にして初めて箱根路を走った市岡君。レース後「何度も諦めかけた夢の舞台。思い切り楽しめました」と話すように、自分の力をすべて出し切っての快走でした。総合順位はひとつ落として8位になったものの、個人では区間5位の好タイムをマーク。シード権争いでライバルとなる下位チームに大きな差を付けました。

市岡君「私の父も大学時代に箱根駅伝を目指していましたが、結局実現できませんでした。今回は、その父の分もと考え、強い気持ちで精一杯走りました」


相原 征帆 8区 平塚~戸塚(21.5km)
相原 征帆(総合文化政策学部1年)
総合8位(区間8位)1時間07分51秒

4年生の市岡君から笑顔で襷を受け取った1年生の相原君。途中で後ろから来た早大の選手に抜かれかけますが、しばらくそのまま併走。そして最後には再び突き放して総合8位の順位をキープしたまま襷をリレー。大きなプレッシャーを抱えながらも、それを感じさせない落ち着いたレース振りを披露しました。

相原君「先輩の代役を突然任され、はじめは不安な気持ちで一杯でしたが、何とか走り切ることができました。残り3年間のうちに絶対に優勝します」


川村 駿吾 9区 戸塚~鶴見(23.2km)
川村 駿吾(法学部2年)
総合9位(区間15位)1時間13分45秒

復路の最長区間9区を走った2年生の川村君。原監督も「シード権獲得の一番の勝負所」と挙げていましたが、最後まで懸命の走りを見せました。ひとつ順位を落とし、後続にもタイムを詰められますが、全力を出し切って総合9位で襷をアンカーの鈴木君にリレー。この時点でシード権を争う11位の東海大と2分21秒差でした。

川村君「とにかく必死で走り、何とかシード権内の順位をキープしたまま襷をつなぐことができました。これからはシードが当たり前の箱根常連校になれるよう、頑張っていくつもりです」


鈴木 惇司 10区 鶴見~大手町(23.1km)
鈴木 惇司(理工学部3年)
総合8位(区間12位)1時間13分32秒

9人の選手たちの汗が染み込んだ襷を肩にかけ、10区の鈴木君は仲間たちが待つゴール目指して走り出しました。途中で日体大に抜かれ、シード権ギリギリの10位に順位を落としますが、焦らず日体大を追走。そして残り約3km地点でスパートをかけて日体大を再び抜き去り、さらに前を行く明大もかわして8位に順位をあげ、最後の気力を振り絞ります。ゴールが見えるとサングラスを外し、襷を何度も右手で握りしめ、ガッツポーズでゴールイン。仲間たちと抱き合いながら、41年振りのシード権獲得に喜びを爆発させました。

鈴木君「一般入試で入学した僕は、はじめは練習にもついていけない選手でした。“一般入試からでも箱根を走れる”ことを示せてうれしいです。アンカーの大役を果たせたことを誇らしく思います」



内山 義英
陸上競技部部長
内山 義英
41年ぶりにシード権を得られたことは、当時の学長の半田正夫院長代行と部長の伊藤文雄顧問が陸上競技部の体制強化に尽力をいただき、それに加えて原監督の下で、選手たちが目標を持って努力してきた成果が表れた結果だと思います。「走ることが楽しい」という陸上競技部の伝統を受け継いでいきたいと思います。選手たちからは名前で声援をしていただいたことが力になったと聞いてうれしく思っております。皆さんのご声援に心より感謝申し上げます。

たくさんのご声援、本当にありがとうございました。
松澤 建
理事長
松澤 建
青山学院の活躍の輪が、
さらに広がることを願って。


選手一人ひとりの努力と、たくさんの方々のご支援があり、箱根駅伝のシード権獲得という41年振りの“快挙”を達成することができました。応援いただいた関係者をはじめ、すべての方々に深く感謝申し上げます。今回の箱根駅伝が他の部への良い刺激となり、スポーツと文化における青山学院の活躍の輪が、さらに大きく広がることを願っています。


半田 正夫
院長代行
半田 正夫
皆さんの多大なるご支援に心強さを感じました。

私自身の期待をも上回る好成績に、大きな喜びを感じています。これも30万人におよぶ青山学院校友の声援が、選手たちの頑張りを後押ししてくれたからこそです。たくさんのフレッシュグリーンの旗が沿道に翻る姿には、誇らしさと、そして頼もしさを感じました。今後も青山学院をあたたかく見守っていただきたいと思います。


伊藤 定良
学長
伊藤 定良
青山学院の新たな歴史の幕開けを
喜ばしく思います。


箱根駅伝における、青山学院の新しい歴史の始まりを印象づける素晴らしい大会でした。全国の人が注目するなかで結果を残してくれた選手たちを、本当に誇りに思います。また、こうして選手たちが力を発揮できたのは、沿道やテレビの前で応援していただいた皆さんのおかげです。あたたかいご声援、誠にありがとうございました。


原 進
校友会長
原 進
箱根の快挙が、
多くの校友会員に感動をくれました。


選手たちは自らの限界に挑戦し、本当によく戦ってくれました。多くの校友の皆さんは、感動と興奮に包まれた素晴らしいお正月を過ごされたことでしょう。陸上競技部長距離チーム諸君の健闘を称えるとともに、多大な支援を賜りました校友の皆さん一人ひとりに、心から御礼申し上げます。






箱根駅伝予選会(2009年10月17日開催)の会場にて


シード権獲得祝賀会(2010年1月3日開催)の会場にて



出雲駅伝、箱根駅伝に出場決定! 熱きご声援をお願いします。

第22回「出雲全日本大学駅伝競走」 2010年10月11日(月・祝)
第87回「東京箱根間往復大学駅伝競走」 2011年1月2日(日)・3日(月)


〈写真提供:新聞編集委員会 卒業アルバム委員会 青山スポーツ〉
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