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国際シンポジウム「グローバル化社会におけるマネジメント教育の展望」開催報告


国際シンポジウム「グローバル化社会におけるマネジメント教育の展望」が2010年3月6日(土)に青山キャンパス総研ビル(14号館)12階大会議室で開催されました。本シンポジウムは、国際マネジメント研究科が南山大学大学院ビジネス研究科、関西学院大学大学院経営戦略研究科と共同で実施している「大学間連携によるマネジメント教育プログラムの質の共有化と相互評価システムの開発」プログラムの一環として、ABEST21の協力を得て行われました。

本シンポジウムでは、まず午前の部で2つの基調講演が行われ、文部科学省高等教育局大学振興課長の藤原彰夫氏が、ビジネス系専門職大学院の現状を中心として、わが国の高等教育におけるマネジメント人材育成の施策について講演し、引き続きトヨタ自動車トヨタインスティテュート部長の吉村一孝氏がトヨタのグローバルなマネジメント人材育成の方針と仕組みについて講演しました。

午後の部は、3つのセッションから成り、はじめに前記3大学の連携プログラムの一環として国際的に実施しているマネジメント人材力量調査の中間報告が、インドネシア・ブラウィジャヤ大学のグルス・イリアント経済学部長、中国・東北大学ビジネススクールの馬欽海学長、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター長の椿広計氏によって行われました。本調査は、「ビジネススクールの教育に対して企業はどのようなニーズを持っているのか」、「ビジネススクールはそれらのニーズに応えているのか」に関する調査であり、これらの問題についての各国の共通点と違いが明らかになりました。

次いで、一橋大学の野中郁次郎名誉教授が特別講演「実践知リーダーの育成」を行い、リーダーは考えることと共に、実践の中で感じることによって知を身につけることができると主張しました。

最後に人材育成トップ対談として、インドネシア大学のグミラー・ルスリワ・ソマントリ学長と東芝取締役執行専務の谷川和生氏が、「産業界はどのようなマネジメント人材を望んでいるか」、「大学はどのようにマネジメント人材を育てるか」という観点から、マネジメント教育のあり方について語り合いました。

本シンポジウムには約60名が参加しましたが、その半分が海外の大学関係者であり、文字通り国際的な催しとなりました。

                            (国際マネジメント研究科長 髙橋文郎 記)

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