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第61回全日本学生バドミントン選手権大会女子団体戦で9年ぶり4度目の優勝。本間主将、中原副主将に聞く“優勝への道”

 体育会女子バドミントン部が、10月16日(土)~17日(日)に東京体育館にて開催された第61回全日本学生選手権(インカレ)団体戦において、2001年以来9年ぶり、4度目の団体戦優勝を飾りました。同大会には、東日本・西日本学生バドミントン選手権大会ベスト8以上の大学、および地区学生バドミントン連盟に推薦された大学32校に出場資格が与えられます。東日本選手権でベスト8に入り出場権を得ていた本学は、不屈の闘志と素晴らしいチームワークで、粘り強く戦い抜き、全日本学生選手権で日本一の栄冠に輝きました。10月29日(金)には、同部が学長を訪ね団体戦優勝を報告し、学長がねぎらいの言葉をかけました。
なお、同時に行われた個人戦において、本間主将はシングルス3位、中原副主将は神田織恵選手とのペアでダブルス5位の成績を挙げています。

●団体戦出場メンバー
シングルス:本間ちさと(経済学部第二部経済学科4年)、中原唯衣(経済学部経済学科4年)、中森理紗(女子短期大学家政学科2年)、石井那実(文学部フランス文学科3年)
ダブルス:中原唯衣・神田織恵(社会情報学部社会情報学科2年)、本間ちさと・加藤祥子(経済学部経済学科3年)、岡本麻菜美(社会情報学部社会情報学科3年)・中森理紗、石井那実・本間美穂(女子短期大学英文学科2年)
●団体優勝への軌跡
※シングルス3試合、ダブルス2試合の対戦が行われ3試合先取で勝利
1回戦 青山学院大学3-0志學館大学
2回戦 青山学院大学3-2関西学院大学
準々決勝 青山学院大学3-2専修大学
準決勝 青山学院大学3-2筑波大学
決勝 青山学院大学3-2立命館大学
●個人戦の成績
本間ちさと シングルス3位、中原唯衣・神田織恵ペア ダブルス5位

今回の“優勝への道”について、本間ちさと主将と中原唯衣副主将に話を聞きました。

本間 ちさとさん
女子バドミントン部
主将
経済学部第二部
経済学科4年
本間 ちさとさん



中原 唯衣さん
女子バドミントン部
副主将
経済学部
経済学科4年
中原 唯衣さん
――団体優勝、おめでとうございます。昨年のインカレはベスト8で、今年こそという思いは強かったと思いますが、主将・副主将としてどんな取り組みをしましたか。
本間 去年の夏に主力の先輩が留学してしまい、通常より早めに幹部をまかされ、私も中原も当初は戸惑いました。でも、目標をインカレ優勝において、監督やOG、OBの方々に引っ張っていただき、試行錯誤しながらチームをまとめることに頑張りました。
中原 ただ、今年は4月の関東春季リーグで3位、9月の秋季リーグでも3位、同月の東日本選手権では団体でベスト8止まり。上位対戦では、5試合のうち2つは勝つのですが、あとひとつがとれないことが多く、団体としてもう一歩の強さが課題でした。

――シングルスで本間主将が勝ち、ダブルスで当時ペアだった本間・中原組が勝っても、あとひとつがとれないということですね。
本間 そこで、団体で勝つために私たちのペアを解消して、それぞれが後輩と組んでチーム力の強化を図ることにしました。大きな決断でしたが、後輩を育てるという役割が明確になったことでやりがいは大きく、私自身成長することができたと思います。
中原 私は2年の神田とペアを組みました。本間は前でプレーするタイプですが、神田は後ろから撃つのが得意なタイプ。その神田の良さを活かすために、私は本間と組んでいたときの後衛スタイルから、主に前衛としてプレーするタイプに切り替えました。初めての後輩とのペアで、育てることの難しさと楽しさを経験しましたが、この過程で私はダブルスプレーヤーとしてひとまわり大きくなったと思います。かつて先輩がこうして自分を引っ張り上げてくれたのだなと、改めて感謝の気持ちがわきました。
本間 ただ、新しいペアの息が合うようになるまで、やはり時間がかかりました。手ごたえをつかんだのは最近のことです。今回のインカレでも、2回戦から準決勝まで、3-2でギリギリの勝負が続きました。

――団体戦を振り返って、印象に残っている試合はありますか。
中原 いちばん苦しかったのは準々決勝の専修大学戦、2-2になって私がシングルスで負けると終わりの場面です。1セットは21点先取なのですが、最終セットが19オールまでもつれてしまいました。ここで勇気づけてくれたのが、チームみんなの「大丈夫だよ!」という声援でした。その声を背中にシャトルを追いかけることに集中し、なんとか勝つことができました。勝った瞬間は涙があふれ、本当にチームがひとつになれた気がしました。
本間 私は準決勝の筑波大学戦で、ずっと勝っていたシングルスを落としてしまいました。1回戦から出ずっぱりで疲れがピークに達し、身体がついていけませんでした。それでもみんなが頑張ってくれて、辛くも決勝へ。迷惑をかけたぶん、しっかりしなくてはと、決勝の立命館大学戦では気力を振り絞ってシングルスで勝ち、加藤とのダブルス戦でも勝ち、ついに優勝できました。後輩の加藤に勝つ経験をさせなければとずっと思っていたので、最後に勝利することができてホッとしました。

――確かに、振り返れば薄氷を踏む思いでのインカレ優勝ですね。それでも、最後に優勝を勝ち取ったのは、チームワークの力だと思います。そして個人戦では、本間さんはシングルスで3位でした。感想を聞かせてください。
本間 体力は限界で苦しかったのですが、これまでに乗り越えてきた苦しさを思えばたいしたことはない、と頑張りました。というのは、私は現役の入試に失敗しています。それでも絶対に青学に入ると決めて、社会人として働きながら再挑戦して入学しました。バドミントン部に入部後もアキレス腱を断裂し、選手としてどん底も経験。そんなことを思い出しながら戦い続けました。結果は昨年と同じ3位でしたが、悔いはありません。就職も決まり、これで現役を退きますが、バドミントン部での素晴らしい経験をもとに、これからの人生でも、何ごとにも1位を目指して頑張ります。

――中原・神田ペアはダブルスで5位でした。感想をお願いします。
中原 インカレには1年生からダブルスで出ていて、成績は3位、5位、3位、5位です。今年の5位は、本間と組んだ昨年より順位は落ちてはいるのですが、後輩と組んでの成績なので大きな価値を感じます。神田とのペアはまだまだ強くなれます。12月6日(月)から始まる実業団も含めた全日本総合バドミントン選手権大会(通称オールジャパン)では、歴代先輩の最高位、ベスト4を目指して頑張ります。

――その大会にシングルスで出場する本間さんは、どんな思いで戦いますか。
本間 私は、素質よりも努力でここまでやってきたという自負があり、努力の価値を信じています。そしてバドミントンに限らず、スポーツに限らず、青学の学生に限らず、努力を積み重ねている人たちをたくさん見てきました。そんな頑張っている人たちの努力を自分の努力に重ねて、現役最後の試合に挑みたいと思います。努力している人間が結果を残さないといけない、というのが私の信念です。

――ありがとうございました。全日本総合選手権大会での活躍を期待しています。


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