メインコンテンツへ
第35回オール青山メサイア公演が、 12月23日(木・祝)に青山学院講堂にて開催されます

 「オール青山メサイア公演」は、青山学院の複数の合唱団体と管弦楽団が協力し合い、学生主体で企画・運営・演奏を行う一大イベントです。第35回目を迎える今年は、2010年12月23日(木・祝)に青山キャンパス内の青山学院講堂での開催が予定されており、各参加団体も公演に向けた練習が徐々に熱を帯びてきました。
 オール青山メサイア公演の歴史や概要、そして今年の見所などについて、同公演の実行委員長を務める鈴木正太郎君(青山学院管弦楽団)と、合唱責任者の澳原壮太君(青山学院大学グリーンハーモニー合唱団)に聞きました。
鈴木 正太郎 君
実行委員長
青山学院管弦楽団
文学部英米文学科4年
鈴木 正太郎 君
 1976年12月18日に初演が行われた「オール青山メサイア公演」も今年で区切りの第35回を迎えます。『メサイア』は、イギリスの作曲家ヘンデルが聖書の言葉に曲を付けた作品であり、青山学院に通う学生が演奏するのにふさわしい演目です。クリスマスシーズンといえば、NHK交響楽団の『第九』が有名ですが、時期といい、演目の内容といい、オール青山メサイア公演が青山学院における『第九』のような存在になれるよう、もっと多くの方々に知っていただき、演奏を楽しんでいただきたいと考えています。
 私は、全体を取り仕切る実行委員長を務めながら、今年は管弦楽団の一員としてクラリネット演奏で舞台に立ちます。通常の公演は3年生が主体となる管弦楽団ですが、この『メサイア』だけは、4年生主体で演奏する伝統があり、私も今年が初めての舞台です。実行委員長としての運営面、楽団員としての練習、しかも管弦楽団は11月14日(日)に定期演奏会も実施したので、目まぐるしく毎日が過ぎていきました。定期演奏会が無事終了したので、これからは伝統あるオール青山メサイア公演を今年も成功させるべく、専念していきます。
 全53曲の3部構成で演奏される『メサイア』は、ほとんどの曲に聖書の歌詞が付いていますが、第1曲目と第13曲目だけは歌のないオーケストラのみの演奏になっています。第1曲目は物語のプロローグとも言える部分なので自然に受け入れられるはずですが、途中の第13曲目に歌のないパートが設けられている理由は、その前の第12曲目までが「旧約聖書」、第14曲目以降が「新約聖書」が歌われる、その区切りとなっている曲だからです。こうした意味を事前に知っておいた方が、より深く『メサイア』を楽しんでいただけると思います。
 もうひとつ“豆知識”ですが、ヘンデルの『メサイア』には編曲されたバージョンがいくつか存在します。我々が演奏するのはプラウドという作曲家が編曲したものですが、一般的に公演されるものに比べて、管弦楽の楽器が多く用いられているのが特色です。それだけ華やかで多彩な音色を楽しんでいただけると思います。実は楽器の少ない一般的なバージョンには、私のクラリネットも入っていないのです。私がこの舞台に立てるのはプラウドのおかげです(笑)。
 実行委員長である私自身も12月23日を待ち遠しく感じています。寒い時期ではありますが、わざわざお越しいただく方々のために、心温まる演奏と合唱をお届けします。『メサイア』を通じて、キリスト教への理解を深めるとともに、青山学院への親近感を感じていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


澳原 壮太 君
合唱責任者
グリーンハーモニー合唱団
文学部心理学科3年
澳原 壮太 君
  今年のオール青山メサイア公演の合唱パートには、私が所属する「青山学院大学グリーンハーモニー合唱団」をはじめ、「青山学院大学聖歌隊」「青山学院大学第二部聖歌隊」「青山学院大学第二部合唱部コール・フロッシュ」「青山学院女子短期大学ゴスペルグループ」の計5団体が参加します。聖書の言葉がそのまま歌詞になっている『メサイア』では、ソリストと合唱の担当パートが明確に分かれており、いわゆる語りの言葉をソリストで、そして群衆の言葉を合唱で表現するのが基本です。ソリストパートは、外部から第一線でご活躍中の方々をお招きしますが、ソリストと合唱とが織り成す展開の妙も楽しんでいただければと思います。
 『メサイア』の合唱の聴き所は、全部です(笑)。強いていくつかポイントをあげるとすれば、まずは第1部の第12曲目。この曲でキリストの降誕が歌われるため、第12曲目が近づくにつれて大いに盛り上がり、場内も華やかなムードに包まれます。また第2部は基本的にメシアの受難がテーマなので、全体的に厳かな雰囲気で進むのですが、復活へとつながる最後には、誰もがご存知の「ハレルヤ」コーラスの大合唱です。実はこのハレルヤには逸話があり、ロンドンで『メサイア』の初演が行われた際、当時の国王が感動のあまりに立ち上がってしまったそうで、それ以来ハレルヤが歌われるときは、聴衆も起立して聴くという習慣が今も世界中に伝わっています。ぜひ、みなさんも第2部の終わりには立ち上がり、一緒にハレルヤを歌ってください。そして復活と永遠の生命が表現される第3部には神秘的な曲が多く並びますが、そのラストの「アーメン」コーラスも聴き所のひとつとして注目していただきたいです。
 グリーンハーモニー合唱団は12月4日(土)の定期演奏会のための練習を毎週水曜と土曜に行ってきたので、メサイア公演に関しては専用の練習日として日曜日に行いました。この時期は練習がハードになりますが、多くの方々に感動していただくために頑張るつもりです。聖書の言葉にヘンデルが曲を付けて完成した『メサイア』。せっかくのクリスマスシーズンですので、オール青山メサイア公演で聖書に親しみ、少し厳かな心で今年のクリスマスを迎えるのも素敵だと思います。ぜひ12月23日は、本公演まで足をお運びください。


当日の公演情報はこちらをご覧ください

ページトップへ