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 ジャズコンサート、第1回「青山ジャズ・イニシャティブ2010」が2010年11月14日(日)に青山学院講堂で開催されました。他大学から3バンド、社会人1バンド、そしてプロの2バンドを迎え、青山学院大学ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラが熱演しました。約500人のジャズファンが集まり6時間にわたって会場は大いに沸きました。実行委員長の青木保教授と副委員長の土山實男副学長、そしてロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラのメンバーで、今回のコンサート開催に携わった橋本梢さんに、今回のイベントについて語り合ってもらいました。
青木保 総合文化政策学研究科
特任教授
元文化庁長官
青木 保



土山實男 副学長
土山 實男



橋本梢さん 文学部
フランス文学科3年
ロイヤル・サウンズ・
ジャズ・オーケストラ
所属
橋本 梢さん
土山 青山学院は、ジャズシンガーのペギー葉山さんをはじめ、作曲家の筒美京平さん、作詞家の橋本淳さん、そして桑田佳祐さんら多くの音楽家やミュージシャンを出し、ジャズにも縁の深い大学です。本学に元文化庁長官でジャズにも詳しい青木先生が来てくださって、「どうして青学でジャズをやらないのですか」と言われたことがきっかけで、まず始めたのが「青学オープンカレッジ」のジャズ講座です。ジャズハウス「Body&Soul」の協力を得て今やオープンカレッジの人気講座となっています。
 これがひとつの契機となって、「学生が参加できるジャズコンサートをやりましょう」という方向に発展しました。そこで、昨年4月にロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラの演奏を青木先生やジャズシンガーのチャリートさん、また学外のジャズ専門家に聞いてもらい、これならいけるということになりまして、9月にロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラを、青木先生の紹介で「金沢ジャズストリート」に参加させました。そして、今回の青山ジャズコンサートの開催ということにこぎつけたわけです。
青木 大学は、単に研究・教育の場というだけでなく、文化を発信していくことが重要です。そして昨年、本学に来て、学院の音楽文化的背景と青山という立地をこの文化発信に役立てればと、ジャズファンですから、このイベントを提案したのです。本学にはロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラという、本格的なジャズバンドがあります。このバンドを核に、他大学や社会人のバンドにも参加してもらい、さらにプロにも特別出演してもらい、楽しくかつ有意義なイベントにすることができました。イベント名をイニシャティブとしたのには、ジャズ文化発信の「さきがけ」になろうという意味が込められています。
土山 このイベントは、半田理事長の「開かれた学院」という考えにも合致するもので、理事長はじめ、後援会や校友会など全学院からサポートをいただきました。また学外からも毎日新聞社、企業、文化庁、渋谷区と港区の教育委員会などの協力をいただきました。他大学のバンドには橋本さんから声をかけてもらって、早稲田大学、明治大学、東京工業大学のバンドに参加してもらいました。
橋本 学生のジャズオーケストラは、なかなか発表をする機会がないせいもあって、どの大学のバンドもふたつ返事で快く参加してくださいました。東京工業大学ロス・ガラチェロス、明治大学ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ、早稲田大学ハイ・ソサエティ・オーケストラが学生バンド、各大学それぞれ個性的な演奏をしてくれて、刺激を受けました。それに社会人のザ・ビッグバンド・オブ・ロークス、それにプロのfunk orchestra T.O.P.とボーカルのチャリートさん、大口純一郎カルテットの演奏も素晴らしかったです。わが青山学院ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラは、1、2年のジュニアバンドはカウント・ベイシーのナンバーを主にスタンダード ジャズを、3、4年のレギュラーバンドはギル・エヴァンスのアレンジした曲を中心に、チューバやフレンチホルン、シンセサイザーを加えた個性的な編成で演奏しま した。
青木 学生諸君の演奏はなかなかのものでした。本学ジュニアバンドの正確でオーソドックスな演奏は懐かしい気持ちにさせてくれましたし、上級生のレギュラーバンドは、基本を発展させて個性を主張する力強い魅力的な演奏でした。
 ジャズのルーツはアメリカの黒人音楽ですが、ヨーロッパでも日本でも広く受け入れられて、プレスリー、ビートルズから現在につながるポップスも、もとをたどればジャズに行き着きます。いまやグローバル化して、中国でも昨年10月にはジャズ フェスティバルが開かれました。大変知的で洗練された音楽文化で、青山学院にも青山という土地にもふさわしいものだと思います。ちょっと意外かもしれませんが、ジャズファンは世代を問わず存在していて、小学生から80歳過ぎの高齢者まで、観客席にはいろいろな世代の方が聴きに来るのです。
土山 ジャズ・イニシャティブの目的は、単に大学からの発信にとどまらず、地域との連携を強めるねらいもあります。目の前の国連大学や、伊藤忠、日本オラクルなどの青山に本拠を置く企業も「青山らしいイベントにしてください」と協賛や後援をしてくれ ました。
 僕は、中学と高校のブラスバンドでトランペットとサックスをやったことがあって、今回の橋本さんのトランペットを 聴いて感動しました。演奏した橋本さんの感想はどうですか。
橋本 ひとことでいえば、とっても楽しかったです。青山学院講堂のような大きな会場は初めての経験で、やや緊張もしましたが、観客の皆さんから温かい拍手をいただいて、素晴らしい経験になりました。来年もまた開催できるなら、この「青山ジャズ・イニシャティブ」をひとつの目標にして、私たちも頑張りたいと思います。
土山 もちろん来年もやりたいですね。その後も橋本さんの後輩たちが活躍できる青山地域のイベントとして、発展させていきたいですね。
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